■本日のポイント
1.米ハイテク株高支えに買い先行
2.一時160円超高も下げ転換
3.日米中銀イベント控え商い低調
4.持ち高調整売りで下げ幅一時100円に迫る
5.円安基調は日本株の下値を支持
日経平均は続落。上昇して始まったものの買いが続かなかった。
日本経済新聞で日銀の利上げ見送り観測が出てきたことは日本株にポジティブに作用すると思われたが、きょうの失速を見る限り、織り込みが相当程度進んでいたと解釈せざるを得ない。
米国の0.25%の利下げも織り込みが進んでおり、それで楽観ムードが高まらないのであれば、目先は上が期待しづらい。
東京株式市場では木曜19日にFOMCと日銀会合の結果を消化するスケジュール。米国動向にもよるが、火曜と水曜はきょう同様に方向感と盛り上がりに欠ける相場が続く可能性が高いだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(16日現在)
40774.34 ボリンジャー:+3σ(13週)
40392.25 ボリンジャー:+3σ(25日)
40148.91 ボリンジャー:+2σ(13週)
39948.13 ボリンジャー:+1σ(26週)
39910.55 新値三本足陽転値
39870.71 ボリンジャー:+2σ(25日)
39523.48 ボリンジャー:+1σ(13週)
39516.00 均衡表転換線(日足)
39457.49 ★日経平均株価16日終値
39446.23 6日移動平均線
39349.16 ボリンジャー:+1σ(25日)
38950.05 均衡表雲上限(日足)
38946.59 均衡表基準線(日足)
38901.87 均衡表転換線(週足)
38898.04 13週移動平均線
38827.62 25日移動平均線
38701.39 200日移動平均線
38530.71 26週移動平均線
【大引け概況】
16日の日経平均株価は続落し、終値は前週末比12円95銭安の3万9457円49銭だった。
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米株式市場ではブロードコム<AVGO>が大幅高となり、ハイテク関連の一角が上昇。週明けの東京市場で半導体関連株の支援材料となった。一方で、今週は米国時間17~18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるほか、日本時間18~19日には日銀の金融政策決定会合が控えている。FOMCでは0.25%幅の利下げが決まるというのが市場のコンセンサスとなっており、日銀の金融政策決定会合では追加利上げが見送られるとの見方が広がりつつあるが、重要イベント前とあって模様眺めのムードは強かった。
16日の寄り付き前に内閣府が発表した10月の機械受注統計で、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が市場予想を上回り、堅調に設備投資が伸びているとの安心感から機械関連株の一角も上昇した。日経平均は前週末比一時161円高となったものの、主力株を中心にポジション調整売りが出て下げに転じた。
買い一巡後には日経平均は下落に転じた。外国為替市場でドル円相場は午前中に一時1ドル=154円に迫る水準までドル高・円安に振れた。その後は伸び悩んだとはいえ、153円台後半と円安基調を継続。日本株の下値をサポートする要因となった。
ファストリやニトリホールディングスなどの消費関連や前週に上場来高値をつけていたソニーGなど、売られる銘柄が多かった。「日本郵便への配達委託の停止を打診した」との報道が嫌気されたヤマトホールディングスも軟調に推移し、日経平均の業種別下落率では陸運がトップだった。日経平均の下げ幅は100円に迫る場面もあった。
午後にかけては日米中銀のイベントを前にした様子見姿勢も強まった。市場では「足元で円安がやや速いペースで進み、為替対応も含めて日銀の金融政策運営の不透明感が意識されている」という声があった。
さて、東京株式市場は円安や米半導体株高という支援を受けながらも、ボックス上限に当たる4万円を前にした警戒感から実需不足を露呈する1日に。来年に向けた株高期待があるため下値はしっかりと拾われるが、年内残り2週間ということで積極的な売買は敬遠されている。本日発表の10月の機械受注が良く国内も決してファンダメンタルズは悪くない。押し目買い有利の流れは緩やかながらも続きそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は8.23ポイント(0.30%)安の2738.33だった。JPXプライム150指数も続落し、3.98ポイント(0.33%)安の1215.44で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆3314億円、売買高は15億2824万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は975。値上がりは612、横ばいは57だった。
業種別株価指数(33業種)は陸運業、石油・石炭製品、空運業、保険業などが下落した。上昇は繊維製品、ゴム製品など。
個別銘柄では三菱重工業、川崎重工業、IHIが冴えない展開となったほか、東京海上ホールディングス、ヤマトホールディングス、オリエンタルランドが軟調推移。ファーストリテイリングとニトリホールディングスが株価水準を切り下げ、サンリオや東京地下鉄、東京電力ホールディングスが値を下げた。大阪チタニウムテクノロジーズ、エイチ・アイ・エスが下げた。ソニーグループ、住友鉱山、オリエンタルランド、東京海上、キーエンスなどが下落となった。第1四半期収益横ばいや立会外分売を売り材料視されたLink-U グループや8-10月期も2ケタ営業減益基調が継続したヤーマンが急落。ほか、アドバンスクリエイト、スミダコーポレーション、アスクルなどが値下がり率上位となった。
一方、アドバンテスト、ディスコ、ソシオネクストなどの半導体関連株が買われ、三菱UFJや大和証Gなどの金融株が堅買われた。パナソニック ホールディングスや古河電気工業、フジクラが堅調推移。フジクラ、三菱重工業、ソフトバンクグループ、東レ、三井ハイテックが大幅高。ディー・エヌ・エーやナブテスコが上値を追う展開となった。ほか、業績・配当予想を上方修正した丹青社が急騰した。
東証スタンダード市場は持ち高調整の売りなどが出て上値を抑えたが、日米の中央銀行の会合を前に積極的な取引は控えられ、総じて小動きだった。
スタンダードTOP20は続落。出来高4億2396万株。
値上がり銘柄数607、値下がり銘柄数800と、値下がりが優勢だった。
個別では鳥越製粉、大阪油化工業、リバーエレテック、ウインテスト、ジオマテックなど6銘柄がストップ高。フィットイージー、Hamee、メタプラネット、ビーグリーは一時ストップ高と値を飛ばした。ダイセキ環境ソリューション、ナカノフドー建設、日本ドライケミカル、弘電社、北海道コカ・コーラボトリングなど30銘柄は年初来高値を更新。GFA、フォーサイド、リベルタ、アイサンテクノロジー、山王が買われた。
一方、ウエストホールディングス、ケア21、ギグワークス、システム・ロケーション、テクニスコなど47銘柄が年初来安値を更新。ビーロット、光・彩、JALCOホールディングス、日本パワーファスニング、ショーケースが売られた。
東証グロース市場は前週後半に発表された決算を材料に売られる銘柄が多く軟調な展開となった。
新興市場では決算発表を材料に個別銘柄の値動きが活発で、売買代金はタイミーを筆頭に東証グロース市場で1500億円を超えた。大幅上昇する銘柄があった一方で、決算を嫌気した売りに加え今週は日米の金融政策決定会合を控えていることが影響。「ポジションを落とす動きが優勢」(資産運用会社)となり、グロース250はマイナス圏での推移となった。
また今週は、プライム市場に上場するキオクシアホールディングスのほか、グロース市場でも新規株式公開(IPO)が集中する。
市場関係者からは「一定の資金が集まりそうな銘柄に換金売りが出た可能性もある」との声も聞かれた。
東証グロース市場250指数は3営業日ぶりに反落した。終値は前週末比6.54ポイント(1.01%)安の638.27だった。グロースCoreも反落。
グロース市場ではタイミーやカバー、GENDAが下落した。一方、ハートシードやリッジアイ、ナレルGは上昇した。
値上がり銘柄数167、値下がり銘柄数401と、値下がりが優勢だった。
個別では、Heartseed、イオレ、プレミアアンチエイジング、Ridge-i、さくらさくプラスなど6銘柄がストップ高。インフォメティス、ラクサス・テクノロジーズ、パルマ、シャノン、シェアリングテクノロジーなど12銘柄は年初来高値を更新。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、アシロ、Liberaware、Mマート、Delta-Fly Pharmaが買われた。
一方、カラダノートがストップ安。学びエイドは一時ストップ安と急落した。ジンジブ、マテリアルグループ、Will Smart、ライスカレー、PRISM BioLabなど36銘柄は年初来安値を更新。スマレジ、coly、モルフォ、ジャパンM&Aソリューション、ブレインズテクノロジーが売られた。
16日午前の日経平均株価は反発し、午前終値は前週末比63円11銭高の3万9533円55銭だった。
前週末13日のNYダウが7日続落となった一方、ナスダック総合株価指数は反発した。米ハイテク株が底堅く推移したことを受けて、週明けの東京株式市場で日経平均は上昇して始まった。内閣府が発表した機械受注統計が市場予想を上回ったことも機械関連株の支援材料になり、相場を支えた。
朝方に一時161円高となったが、17~18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、18~19日に日銀の金融政策決定会合を控えているとあって、積極的に上値を追う姿勢は限られた。
上昇一服後はポジション調整目的の売りが出て、マイナス圏に沈む場面もあった。もっとも外国為替市場でドル円相場は1ドル=154円に迫る水準と円安基調を続けており、全体相場を下支えした。繊維やゴム製品、機械といったセクターが堅調に推移。石油関連、陸運関連が冴えない展開だった。
前週末の13日に主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)などが上昇した流れを引き継ぎ、国内でも東エレクやディスコなど値がさの半導体関連に買いが先行した。外国為替市場での円安・ドル高の進行もあってトヨタなど輸出関連の一角にも買いが入り、日経平均の上げ幅は一時100円を超えた。
16日の寄り付き前に内閣府が発表した10月の機械受注統計で、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比2.1%増と、QUICKがまとめた民間予測の中央値を上回った。堅調に設備投資が伸びているとの安心感から機械関連株の一角も上昇した。
ただ、前引けにかけては半導体関連が利益確定目的の売りに押されて伸び悩み、日経平均の上値を抑えた。前週に上場来高値を更新するなど上昇の目立っていたソニーGやリクルートに売りが出たほか、指数寄与度の高いファストリも軟調に推移し、日経平均は下落に転じる場面もあった。
後場の日経平均株価は、積極的に買い上げるほどの材料は乏しく、上値の重い展開が続きそうだ。今週は17-18日にFOMC、18-19日に日本銀行による金融政策決定会合がそれぞれ開催される。FOMCでは0.25%の利下げを予想する声が多い一方、日銀会合における0.25%の利上げの可能性は五分五分といったところ。11月下旬から12月上旬にかけては12月会合での利上げ観測が強く、銀行や保険など金融株の上げがやや目立っていたが、足下では12月利上げ見送り観測報道が流れるなどややトーンダウンしている。年内最後のイベントである日米中銀会合を通過すると、メジャーSQも終わったことから、市場関係者は続々とクリスマス休暇入りし、プライム市場の売買代金は減少するだろう。サプライズ的な材料が出ない限り、4万円手前での推移が年内は続いていきそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは1.10ポイント(0.04%)安の2745.46だった。JPXプライム150指数も続落し、1.91ポイント(0.16%)安の1217.51で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆7144億円、売買高は8億1246万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は821。値下がりは746、横ばいは77だった。
業種別では、繊維製品、ゴム製品、金属製品などが上昇した一方で、石油・石炭製品、陸運業、空運業などが下落した。
個別では、アドバンテスト、東京エレクトロン、ディスコ、ソシオネクストなどの半導体関連株が買われ、パナソニック ホールディングスや東レがしっかり三菱UFJや三井住友などの金融株が堅調に推移。また、フジクラ、三菱重工業、ソフトバンクグループ、パナHD、セレスなどが上昇した。フジクラ、セレス、三井ハイテックが急伸した。ほか、業績・配当予想を上方修正した丹青社が急騰、前期業績上振れ着地で中計目標値を上方修正した神戸物産などが値上がり率上位となった。
一方、川崎重工業、ファーストリテ、ソニーグループ、リクルートHD、東京海上ホールディングス、キーエンス、楽天グループ、オリエンタルランドなどが下落となった。ヤマトホールディングスが軟調。第1四半期収益横ばいや立会外分売を売り材料視されたLink-U グループや8-10月期も2ケタ営業減益基調が継続したヤーマンが急落。ほか、アドバンスクリエイト、スミダコーポレーション、アスクルなどが値下がり率上位となった。
16日前引けの東証スタンダード市場は相場全体を動かす手掛かりは乏しく値下げした。
米国市場の物色を映して半導体株の一角に買いが入り、日経平均を支えた。ただ、利益確定売りも出て上値を抑えた。
スタンダードTOP20は小幅安。出来高2億3868万株。
値上がり銘柄数641、値下がり銘柄数702と、値下がりが優勢だった。
個別ではフィットイージー、リバーエレテック、GFAがストップ高。Hamee、メタプラネット、ビーグリーは一時ストップ高と値を飛ばした。ダイセキ環境ソリューション、ナカノフドー建設、日本ドライケミカル、弘電社、北海道コカ・コーラボトリングなど24銘柄は年初来高値を更新。ウインテスト、フォーサイド、リベルタ、ユーピーアール、山王が買われた。
一方、ウエストホールディングス、ケア21、ギグワークス、システム・ロケーション、テクニスコなど38銘柄が年初来安値を更新。ビーロット、光・彩、ReYuu Japan、マーチャント・バンカーズ、アルチザネットワークスが売られた。
東証グロース市場は国内の長期金利が上昇するなか、高PER(株価収益率)銘柄の多い新興株の割高感を意識した売りが優勢だった。
グロースCoreは反落。証グロース市場250指数は反落した。前引けは前週末比7.26ポイント(1.13%)安の637.55だった。今週は18日に半導体メモリー大手のキオクシアがプライム市場に、19日には料理動画サービス「クラシル」を手掛けるdelyがグロース市場に上場する。市場では「個人投資家は大型の新規株式公開(IPO)に向けて資金を温存している可能性もあり、積極的に買いに動きにくい」との見方があった。
グロース市場ではカバーやGENDA、アストロHDが下落した。一方、ハートシードやリッジアイ、ナレルGは上昇した。
値上がり銘柄数170、値下がり銘柄数383と、値下がりが優勢だった。
個別ではHeartseed、Ridge-iがストップ高。イオレは一時ストップ高と値を飛ばした。インフォメティス、ラクサス・テクノロジーズ、パルマ、シャノン、シェアリングテクノロジーなど10銘柄は年初来高値を更新。エアークローゼット、Liberaware、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、スリー・ディー・マトリックス、ヒューマンクリエイションホールディングが買われた。
一方、学びエイドがストップ安。ジンジブ、マテリアルグループ、Will Smart、PRISM BioLab、アミタホールディングスなど31銘柄は年初来安値を更新。スマレジ、ジャパンM&Aソリューション、モルフォ、カラダノート、デリバリーコンサルティングが売られた。
【寄り付き概況】
16日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前週末比80円78銭高の3万9551円22銭。
前週末の米株式市場では、NYダウは86ドル安と7日続落した。一方で、米ハイテク関連株が堅調に推移したことから、東京株式市場は買い先行でスタートした。為替は1ドル=153円30銭前後で推移している。
米連邦準備理事会(FRB)の利下げスピードが市場の想定よりも遅くなるとの見方から前週末に米長期金利が上昇しており、日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢となった。国内株式市場ではトヨタなど輸出関連の一角に買いが入っている。
東証株価指数(TOPIX)は反発して始まったものの、下落に転じる場面もある。
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やバンナムHD、KDDIが上昇している。一方、TDKや第一三共、テルモは下落している。
「さくら→フジ」
「NYダウは7日続落」
週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
半導体大手ブロードコムが24%急騰。
競合のエヌビディアは2.2%安。
マーベル・テクノロジーは10.8%高。
フィラデルフィア半導体(SOX)は3.2%上昇。
週間では、ナスダック総合が4週続伸。
NYダウとS&P500は下落。
10年国債利回りは3週間ぶりの高水準。
2年国債と10年国債の利回り格差は0.16%。
10年国債利回りは4.397%。
5年債利回りは4.248%
2年国債利回りは4.244%。
ドル円は153円台後半。
WTI原油先物1月限は1.2 7ドル(1.81%)高の1バレル=71.29ドル。
SKEW指数は169.06→167.43→169.91。
恐怖と欲望指数は48→50。
10月18日の75がピークだった。
(昨年10月5日が20)。
週末のNYダウは86ドル(0.20%)安の43828ドルと7日続落。
高値44054ドル、安値43790ドル。
サイコロは2勝9敗。
騰落レシオは107.78(前日111.30)。
NASDAQは23ポイント(0.12%)高の19926ポイントと反発。
高値20061ポイント、安値19817ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは92.47(前日95.53)。
S&P500は0.16ポイント(0.00%)安の6051ポイントと続落。
高値6078ポイント、安値6035ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは96.10%(前日99.30%)。
週末のダウ輸送株指数は131ポイント(0.78%)安の16711ポイントと7日続落。
SOX指数は167ポイント(3.26%)高の5149ポイントと反発。
VIX指数は13,81(前日13.58)。
NYSEの売買高は9.22億株(前日9.28億株)。
3市場の合算売買高は125.6億株(前日136.1億株、直近20日平均は140.3億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比100円高の39570円。
ドル建ては大証日中比220円高の39690円。
ドル円は153.64円。
10年国債利回りは4.394%。
2年国債利回りは4.244%。
週間ベースでNYダウは1,8%安、2週続落(累計2.4%下落)
ナスダック総合指数は0.3%高、6週続伸(同9.2%上昇)
S&P500指数は0.65安、4週ぶり反落
フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は1.7%高、2週続伸(同4.5%上昇)
「メジャーSQ値39434円に終値では0勝1敗」
週末の日経平均は寄り付き477円高。
終値は378円(▲0.95%)安の39470円と5日ぶりに反落。
高値39734円。
安値39247円。
日足は2日連続で陰線。
12月3日は38552円→38746円にマド。
12月12日の39401円→39827円のマドは埋めた。
逆に39827円→39735円にマド。
メジャーSQ値39434円はザラ場で上回ったが終値では0勝1敗。
日経平均は9日連続で一目均衡の雲の上。
上限は38946円。
下限は37752円。
週間では4勝1敗で379円高。
週足では2週連続で陽線。
TOPIXは26.47ポイント(▲0.95%)安の2746ポイントと5日ぶりに反落。
25日線(2717ポイント)を10日連続で上回った。
75日線(2682ポイント)を11日連続で上回った。
200日線(2711ポイント)を10日連続で上回った。
2日連続で日足陰線。
TOPIXコア30指数は5日ぶりに反落。
プライム市場指数は13.63ポイント(▲0.96%)安の1413.52ポイントと5日ぶりに反落。
東証グロース250指数は3.17ポイント(△0.49%)高の644.81と続伸。
25日移動平均線からの乖離は△1.46%(前日△1.07%)。
プライム市場の売買代金は4兆4220億円(前日4兆4090億円)。
売買高は19.93億株(前日19.32億株)。
値上がり5303銘柄(前日1035銘柄)。
値下がり1053銘柄(前日528銘柄)。
新高値44銘柄(前日82銘柄)。
新安値46銘柄(前日14銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは99.40(前日100.33)。
東証グロース市場の騰落レシオは86.89(前日87.20)。
NTレシオは14.37倍(前日14.37倍)。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
横ばいの25日線(38830円)から△1.65%(前日△2.62%)。
9日連続で上回った。
上向きの75日線は38436円。
34日連続で上回った。
上向きの200日線(38700円)からは△1.99%(前日△2.97%)。
9日連続で上回った。
上向きの5日線は39443円。
4日連続で上回った。
13週線は38764円。
26週線は38497円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.383%(前日▲17.238%)。
買い方▲8.239%(前日▲7.810%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.690%(前日▲9.658%)。
買い方▲18.470%(前日▲19.350%)。
空売り比率は40.0%(前日37.0%、3日ぶりに40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は12.7%(前日9.2%)。
9月13日が16.4%だった。
日経VIは21.63(前日21.97)。
日経平均採用銘柄のPERは15.87倍(前日16.05倍)。
前期基準では16.29倍。
EPSは2487円(前日2482円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.44倍(前日1.46倍)。
BPSは27410円(前日27293円)。
日経平均の予想益回りは6.30%。
予想配当り利回りは2.00%。
指数ベースではPERは20.90倍(前日21.10倍)。
EPSは1888円(前日1888円)。
PBRは2.02倍(前日2.04倍)。
BPSは19539円(前日19533円)。
10年国債利回りは1.040%(前日1.045%)。
プライム市場の予想PERは15.61倍。
前期基準では16.12倍。
PBRは1.36倍。
プライム市場の予想益回りは6.40%。
配当利回り加重平均は2.29%。
プライム市場の単純平均は14円安の2731円(前日は2746円)。
プライム市場の売買単価は2218円(前日2281円)。
プライム市場の時価総額は952兆円(前日961兆円)。
ドル建て日経平均は258.21(前日261.93)と反落。
週末のシカゴ225先物は大証前日100円高の39570円。
高値39770円、安値39240円。
大証夜間取引終値は日中比130円高の39600円。
気学では月曜は「前場安いと後場高の日」。
火曜は「気味の急変を見る日なり」。
水曜は「変化日。前場引け尻の足取りに注意」。
木曜は「押し込んでも戻す日。悪目買い方針良し」。
金曜は「大いに高いと反落する。逆の時は翌週強し」。
ボリンジャーのプラス1σが39356円。
プラス2σが39881円。
プラス3σが40406円
マイナス1σが38305円。
週足のプラス1σが39439円。
プラス2σが40414円。
マイナス1σが38089円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
水星逆行(→12月16日)は終了。
《今日のポイント12月16日》
(1)週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
10年国債利回りは4.397%。
5年債利回りは4.248%
2年国債利回りは4.244%。
ドル円は153円台後半。
WTI原油先物1月限は1.2 7ドル(1.81%)高の1バレル=71.29ドル。
SKEW指数は169.06→167.43→169.91。
恐怖と欲望指数は48→50。
10月18日の75がピークだった。
(昨年10月5日が20)。
(2)週末のダウ輸送株指数は131ポイント(0.78%)安の16711ポイントと7日続落。
SOX指数は167ポイント(3.26%)高の5149ポイントと反発。
VIX指数は13,81(前日13.58)。
NYSEの売買高は9.22億株(前日9.28億株)。
3市場の合算売買高は125.6億株(前日136.1億株、直近20日平均は140.3億株)。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比100円高の39570円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆4220億円(前日4兆4090億円)。
売買高は19.93億株(前日19.32億株)。
値上がり5303銘柄(前日1035銘柄)。
値下がり1053銘柄(前日528銘柄)。
新高値44銘柄(前日82銘柄)。
新安値46銘柄(前日14銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは99.40(前日100.33)。
東証グロース市場の騰落レシオは86.89(前日87.20)。
NTレシオは14.37倍(前日14.37倍)。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
(4)横ばいの25日線(38830円)から△1.65%(前日△2.62%)。
9日連続で上回った。
上向きの75日線は38436円。
34日連続で上回った。
上向きの200日線(38700円)からは△1.99%(前日△2.97%)。
9日連続で上回った。
上向きの5日線は39443円。
4日連続で上回った。
13週線は38764円。
26週線は38497円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.383%(前日▲17.238%)。
買い方▲8.239%(前日▲7.810%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.690%(前日▲9.658%)。
買い方▲18.470%(前日▲19.350%)。
(6)空売り比率は40.0%(前日37.0%、3日ぶりに40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は12.7%(前日9.2%)。
9月13日が16.4%だった。
日経VIは21.63(前日21.97)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.87倍(前日16.05倍)。
前期基準では16.29倍。
EPSは2487円(前日2482円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.44倍(前日1.46倍)。
BPSは27410円(前日27293円)。
日経平均の予想益回りは6.30%。
予想配当り利回りは2.00%。
指数ベースではPERは20.90倍(前日21.10倍)。
EPSは1888円(前日1888円)。
PBRは2.02倍(前日2.04倍)。
BPSは19539円(前日19533円)。
10年国債利回りは1.040%(前日1.045%)。
(8)プライム市場の単純平均は14円安の2731円(前日は2746円)。
プライム市場の時価総額は952兆円(前日961兆円)。
ドル建て日経平均は258.21(前日261.93)と反落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39356円。
プラス2σが39881円。
プラス3σが40406円
マイナス1σが38305円。
週足のプラス1σが39439円。
プラス2σが40414円。
マイナス1σが38089円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
今年の曜日別勝敗(12月13日まで)
↓
月曜23勝16敗
火曜30勝19敗
水曜18勝29敗
木曜26勝24敗
金曜28勝20敗
週間ベースで日経平均株価は1.0%高、2週続伸(累3.3%上昇)
TOPIXは0.7%高、2週続伸(同2.5%上昇)
東証プライム市場指数は0.7%高、2週続伸(同2.5%上昇)
グロース250指数は1.7%高、2週ぶり反発、
東証スタンダード市場指数は0.9%高、2週続伸(同1.3%上昇)
東証グロース指数は1.6%高、2週ぶり反発
東証REIT指数は0.4%安、3週続落(同2.8%下落)
さくら→フジ。
年間上昇銘柄上位として昨年はさくらインターネット、今年はフジクラ。
どちらも日本を代表するものである。
となると、来年は何だろうと想像してみる。
寿司、花火、米、着物、アニメ。
あるいは花の名前とも考えられる。
菊、梅、桃、ユリ。
想像はいろいろ広がる。
サンタクロースラリーの過去の経験則。
S&P500が11月に5%以上上がった時(24年5.7%上昇)。
12月最初の3日間で、プラスになると(24年プラス)
12月末のS&P500の勝率75%、
一方マイナスになると勝率は20%。
◇━━━ カタリスト━━━◇
物産(8031)・・・動兆
三井グループ中核の総合商社。
鉄鉱石権益生産量は国内断トツ。
LNG、モビリティ等にも強み
(兜町カタリスト櫻井)
12月16日 株価材料NEWS
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【株価材料NEWS】
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・・・続き
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[株価材料]
■今年の上場廃止、最多の94社 初の減少 経営改善へ市場圧力
■INPEX<1605>
ブルー水素量産 環境負荷やコスト低く
■パーソルHD<2181>
配車アプリGOと提携 タクシー運転手への転職で
■キヤノン電子<7739>
など出資の小型ロケット 再び打ち上げ延期
■ヤマトHD<9064>
配達委託停止打診 日本郵便は反発 小型荷物
■損保、営業協力9割解消 東京海上<8766>系など、企業や代理店と
■バイオマス発電、3メガ銀が融資厳格化 環境負荷、供給網全体で
■TSMC熊本工場、年内から量産 ソニーG<6758>・デンソー<6902>向け
■キオクシア社長「新メモリー開発したい」 市況変動へ耐性
■日産自動車<7201>
メルセデスとの合弁工場、メキシコで5割減産
■神戸物産<3038>
今期純利益12%増 過去最高、新規出店が成長けん引
■アストロスケール<186A>
最終赤字129億円 5~10月、案件契約遅れ
■大型ばら積み用船料急落 中国、鉄鉱石の調達に陰り
■総務省、ソニーG<6758>
スマホに行政指導
■日本製鉄<5401>
USスチール買収計画、審査巡り米当局の意見割れる
■ブロードコム株 1兆ドルに AI半導体需要に期待
■オムロン<6645> 関税対応にAI導入 作業時間半減
12月16日 相場展望(寄り付き前)
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【オープニングコメント】
堅調展開か |
・・・続き
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16日の東京株式市場は、反発後もしっかり展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万9300円-3万9600円を想定。(13日終値3万9470円44銭)
先週末の米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックが上昇した。ダウ平均は86ドル安の43828ドルで取引を終えた。
日経平均株価は、前週末13日に下落した反動から、買い先行スタートが見込まれる。
先の波乱の可能性が低下する中、高く始まり、場中もしっかりとした動きが続くだろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=153円台の半ば(前週末13日は152円79-91銭)、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の半ば(同159円81-85銭)と円安方向に振れている。円安を背景に、輸出関連銘柄を中心に堅調に推移しそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同13日の大阪取引所清算値比100円高の3万9570円だった。
【好材料銘柄】
■フォーサイド <2330>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.44%にあたる150万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月16日から25年1月31日まで。
■Hamee <3134>
上期経常が48%増益で着地・8-10月期も68%増益。
■丸千代山岡家 <3399>
今期経常を23%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額。
■山王 <3441>
8-10月期(1Q)経常は43%増益・通期計画を超過。
■PR TIMES <3922>
今期は初配当10.3円を実施。
■シャノン <3976>
イノベーション <3970> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、連結子会社化を目指す。TOB価格は1株650円で13日終値を22.9%上回る水準。買い付け期間は12月16日から25年1月20日まで。
■プレミアアンチエイジング <4934>
8-10月期(1Q)経常は黒字浮上・通期計画を超過。
■イトーヨーギョー <5287>
今期配当を7円増額修正。
■Ridge-i <5572>
8-10月期(1Q)経常は20倍増益で着地。
■AIメカテック <6227>
大手半導体関連メーカー2社からウエハハンドリングシステムの大口受注を獲得。受注金額は約24億円。売上計上は25年6月期および26年6月期を予定。
■ヒューマンクリエイションホールディングス <7361>
発行済み株式数(自社株を除く)の7.35%にあたる23万9000株(金額で2億2000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は25年1月6日から25年6月30日まで。
■アシロ <7378>
今期最終は5.8倍増で3期ぶり最高益、前期配当を1.34円増額・今期は9.72円増配へ。
■サーキュレーション <7379>
8-10月期(1Q)経常は15倍増益で着地。また、みずほ銀行と業務提携し、コンサルティングサービス「みずほプロシェアリング」を提供開始。
■丹青社 <9743>
今期経常を24%上方修正、配当も10円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
16(月)
【国内】
10月機械受注(8:50)
10月第三次産業活動指数(13:30)
《決算発表》
パーク24、サンバイオ、ファースト住、トウキョベース、システムディ、ダイワサイクル、梅の花、tripla、クシム、プロレド、LeTech、Mマート
【海外】
中国11月鉱工業生産(11:00)
中国11月小売売上高(11:00)
米12月ニューヨーク連銀製造業景気指数(22:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。