【日経平均】
39470円44銭(▲378円70銭=0.95%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
2746.56(▲26.47=0.95%)
--------------------------------------------
【グロース250】
644.81(△3.17=0.49%)
--------------------------------------------
【プライム売買高】19億9363万株(△6118万株)
--------------------------------------------
【売買代金】4兆4220億円(△130億円)
--------------------------------------------
【値上がり銘柄数】530(前日:1053)
--------------------------------------------
【値下がり銘柄数】1053(前日:528)
--------------------------------------------
【新高値銘柄数】44(前日:82)
--------------------------------------------
【新安値銘柄数】46(前日:14)
--------------------------------------------
【25日騰落レシオ】99.40(前日:100.33)
--------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は378円安と5日ぶり反落、一時600円超安に
2.前日の米国市場はNYダウが6日続落しナスダック指数も反落
3.東京市場は前日までの上昇の反動で利益確定売りに押される
4.ディスコや東エレクなど半導体関連や三菱重など防衛関連株が軟調
5.フジクラやバンナムHD、サンリオ、ディーエヌエが値を上げる
今週は、堅調となった。
日経平均は9日から12日まで4日続伸。前の週に発表された米11月雇用統計は強弱入り交じる内容で、12月のFOMCでは利下げが実施されるとの見方が強まった。
そして、その見方は11月消費者物価指数(CPI)を確認してさらに強まった。12日はCPIを受けたナスダックの大幅高や円安進行を好感して大幅上昇。
取引時間中には10月15日以来、約2カ月ぶりに4万円を上回った。いったんの到達感も出てくる中、13日は米国株安を受けて大きく下落したものの、週間では上昇した。
日経平均は週間では約379円の上昇となり、週足では2週連続で陽線を形成した。
来週は一進一退の展開か。
FOMC(12/17〜18)と日銀会合(12/18〜19)が注目のイベント。ただ、FOMCでは0.25%の利下げに対する織り込みがかなり進んでいる。
2025年はトランプ新政権になることもあり、会合後のパウエルFRBの会見ではリップサービスは期待しづらい。FOMCはノーサプライズだろう。
日銀会合は各種報道から、今回は利上げなしとの見方が強まっている。
来週も全般は様子見ムードの強い展開が予想されるなか、イベント通過後を意識した押し目狙いのスタンスに向かわせよう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(13日現在)
41308.37 ボリンジャー:+2σ(26週)
40789.09 ボリンジャー:+3σ(13週)
40406.86 ボリンジャー:+3σ(25日)
40114.29 ボリンジャー:+2σ(13週)
39910.55 新値三本足陽転値
39902.98 ボリンジャー:+1σ(26週)
39881.46 ボリンジャー:+2σ(25日)
39470.44 ★日経平均株価13日終値
39439.49 ボリンジャー:+1σ(13週)
39418.80 均衡表転換線(日足)
39385.18 6日移動平均線
39356.06 ボリンジャー:+1σ(25日)
38984.77 均衡表転換線(週足)
38946.59 均衡表基準線(日足)
38887.59 均衡表雲上限(日足)
38830.66 25日移動平均線
38764.69 13週移動平均線
38700.27 200日移動平均線
38497.59 26週移動平均線
38436.44 75日移動平均線
ローソク足はマドを空けて下げ、2本連続の陰線で終了。前日はマドを空けて上昇しており、12日を高値とする「宵の明星」を描いたことになる。25日移動平均線が再び下向きに転じたこともあり、12日高値40091.55円をボックス上限として一旦下振れに向かうリスクに警戒が必要となろう。
【大引け概況】
13日の日経平均株価は5営業日ぶりに反落し、終値は前日比378円70銭安の3万9470円44銭だった。
本日のマーケット動画
時間:00:01:40 容量:21.38M ▼音声 VOICEVOX Nemo
過去のマーケット動画はこちら
前日の米株式市場では、NYダウが6日続落したほかナスダック指数も下落した。これを受け、日経平均株価は売り先行でスタート。前日まで4日続伸していたこともあり、利益確定売りが膨らみ、半導体関連などハイテク株や防衛関連の重工大手などの主力株が下落した。日経平均株価は前場には一時600円を超す下落となり3万9300円を割り込む場面があった。後場に入ってからは下値に買いが流入し下げ幅は縮小したが、週末で買いを手控える動きも強かった。
寄り前に日銀が発表した12月の企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業の業況判断指数(DI)はプラス14となり9月から1ポイント改善したが、相場への影響は限定的だった。株価指数先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)算出に向け、先物買いを膨らませてきた海外短期筋の手じまい売りも重荷になったとみられる。SQ値は3万9434円85銭だったとみられている。
日経平均は前日、取引時間中としておよそ2カ月ぶりに心理的節目の4万円を上回る場面があるなど、急速な株高を受けて高値警戒感が広がっていた。
市場では「上昇ピッチの速さからいったん調整したが、来週の日米の中銀イベントを通過すればレンジから上振れする動きになるのではないか」との見方もあった。
外国為替市場での円安・ドル高進行は一定の支えとなった。円相場は一時153円台前半と、11月27日以来およそ2週ぶりの円安・ドル高水準をつけた。株価指数先物への散発的な押し目買いが相場全体を下支えした。
日経平均は5日ぶりに反落したが、当然の一服との受け止めが大半だろう。
日経平均は月初から4%超上昇しているため、短期的な相場の過熱感を意識する向きも多い。また、来週17日からはFOMC、18日から日銀の金融政策決定会合がそれぞれ開催されるだけに、日米の中銀イベントを見極めてから動いても遅くはないと考える投資家も少なくない。このため、来週も全般は様子見ムードの強い展開が予想されるなか、イベント通過後を意識した押し目狙いのスタンスに向かわせよう。
東証株価指数(TOPIX)は5日ぶりに反落した。終値は26.47ポイント(0.95%)安の2746.56だった。JPXプライム150指数も5日ぶりに反落し、15.32ポイント(1.24%)安の1219.42で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆4220億円、売買高は19億9363万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1053。値上がりは530、横ばいは61だった。
業種別株価指数(33業種)は機械、医薬品、その他金融業、精密機器などが下落。上昇はパルプ・紙、海運業など。
個別銘柄では、ディスコや東京エレクトロン、レーザーテック、スクリーンHDが売られた。ソニーグループ、トヨタ自動車が軟調で三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループが下落。ファーストリテイリングやソフトバンクグループ、リクルートホールディングスが値を下げた。一部報道にて、自民、公明両党が、防衛力強化の財源とする所得、法人、たばこ3税のうち、所得税の増税実施時期の決定を先送りすることで一致したと伝わったことから三菱重工、川崎重工、IHI、日本製鋼所など防衛関連が総じて下落。このほか、オムロン、第一三共、住友ファーマが売られた。
一方、王子HDは自社株取得を発表したことで大幅高となったほか、バンダイナムコホールディングスが人気アクションRPGを2025年に世界同時発売すると発表し大幅高。サンリオ、ディー・エヌ・エー、楽天グループが値を上げた。また、証券会社のポジティブなレポートを材料にカシオが上昇。このほか、アドバンテスト、フジクラ、日本郵船、コニカミノルタ、シャープ、ソシオネクストなどが買われた。西武ホールディングスや三井E&S、MS&ADインシュアランスグループホールディングスが上昇した。
東証スタンダード市場は日米の金融政策を決める会合を来週に控えて前日までの連騰による利益を確定する動きが出て、幅広い業種が値下がりした。
スタンダードTOP20は反落。出来高4億0246万株。
値上がり銘柄数611、値下がり銘柄数746と、値下がりが優勢だった。
個別では大村紙業がストップ高。日本ドライケミカル、弘電社、北海道コカ・コーラボトリング、ICDAホールディングス、メタプラネットなど22銘柄は年初来高値を更新。エブレン、エヌ・シー・エヌ、ジーダット、ビーグリー、リベルタは値上がり率上位に買われた。
一方、ウエストホールディングス、ケア21、ギグワークス、システム・ロケーション、アスモなど45銘柄が年初来安値を更新。REVOLUTION、ピクセルカンパニーズ、児玉化学工業、ニチリョク、オハラが売られた。
東証グロース市場は一日を通して買いが優勢で、売買代金は大幅に伸びた。
13日の東京株式市場は「個人中心の相場だった」といい、プライム市場はSQ関連の取引を除くと、商いはそれほど盛り上がらなかった。個人投資家は新興市場に向かい、グロース250指数は堅調に推移した。東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前日比3.17ポイント(0.49%)高の644.81だった。グロースCoreも続伸。
グロース市場ではタイミーやハートシードが上昇した。一方、トライアルやMTGは下落した。
値上がり銘柄数290、値下がり銘柄数264と、売り買いが拮抗した。
13日に東証グロース市場に新規上場したラクサスは、10時25分に公開価格(281円)を145円(51.60%)上回る426円で初値を付け、大引けは377円だった。
個別では、タイミー、さくらさくプラスがストップ高。Heartseed、はてな、INTLOOPは一時ストップ高と値を飛ばした。インフォメティス、バンク・オブ・イノベーション、True Data、JDSC、スマレジなど14銘柄は年初来高値を更新。Sapeet、BTM、スパイダープラス、ペルセウスプロテオミクス、カラダノートが買われた。
一方、MTGがストップ安。Will Smart、イオレ、トランスジェニックグループ、アスア、TMHなど23銘柄は年初来安値を更新。GreenBee、シルバーエッグ・テクノロジー、STG、サークレイス、ジェイックが売られた。
13日午前の日経平均株価は反落し、前引けは前日比488円71銭(1.23%)安の3万9360円43銭だった。前日の米株安が投資家心理の重荷となった。
日経平均は前日、取引時間中としておよそ2カ月ぶりに心理的節目の4万円を上回る場面があるなど、このところ一本調子の上昇が続いていたこともあって、幅広い銘柄が利益確定目的の売りに押された。
前日のNYダウは234ドル安で6日続落となり、ナスダック指数も下落した。同日朝発表の11月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回ったことで、インフレ再燃への警戒感から持ち高調整の売りなどが出た。
米株安を受け、東京株式市場で日経平均株価は売り先行でスタート。半導体関連などハイテク株や防衛関連の重工大手などが売られた。
日経平均株価は前日まで4日続伸していたこともあり、利益確定売りが膨らみ、午前11時過ぎには一時、3万9300円台を割り込む場面があった。この日、日銀が発表した12月の企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業の業況判断指数(DI)はプラス14となり9月から1ポイント改善した。また、株価指数先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)値は3万9434円85銭だったとみられている。
市場では「日銀の政策に影響を及ぼすほどではない」との声が聞かれ、株式相場全体への影響 も限られた。
中国株が弱いことから中国関連銘柄の重しとなっているが、為替は1ドル152円80銭台と朝方比では20銭ほど円安ドル高が進行している。さほど円安推移が輸出関連銘柄の下支えとはなっていないが、11月27日以来の153円台乗せとなれば、日経平均の下げ幅縮小の材料となる可能性はある。後場の日経平均は為替と中国株を睨んだ展開となりそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは34.98ポイント(1.26%)安の2738.05だった。JPXプライム150指数も反落し、18.92ポイント(1.53%)安の1215.82で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆6675億円、売買高は12億236万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1245。値上がりは348、横ばいは51だった。
業種別では、医薬品、サービス、機械、その他金融、電気機器などが下落した一方、パルプ・紙、海運の2セクターのみ上昇した。
個別銘柄では、ディスコや東京エレクトロン、レーザーテックが安く、一部報道にて、自民、公明両党が、防衛力強化の財源とする所得、法人、たばこ3税のうち、所得税の増税実施時期の決定を先送りすることで一致したと伝わったことか三菱重工業やIHI、川崎重工業、日本製鋼所など防衛関連が総じて下落。三菱UFJフィナンシャル・グループやソフトバンクグループが軟調だった。このほか、オムロン、第一三共、住友ファーマ、スクリーンHD、ソニーグループなどが売られた。
一方、王子HDは自社株取得を発表したことで大幅高となったほか、バンダイナムコHDが人気アクションRPGを2025年に世界同時発売すると発表し大幅高。証券会社のポジティブなレポートを材料にカシオが上昇。このほか、アドバンテスト、フジクラ、コニカミノルタ、シャープ、ソシオネクスト、ディー・エヌ・エーなどが買われた。
東証スタンダード市場は米国株の下落を受けて利益確定売りが広がり値下がりした。
スタンダードTOP20は反落。出来高2億2502万株。
値上がり銘柄数494、値下がり銘柄数811と、値下がりが優勢だった。
個別では日本ドライケミカル、北海道コカ・コーラボトリング、メタプラネット、丸千代山岡家、No.1など14銘柄が年初来高値を更新。トップカルチャー、ジーダット、エヌ・シー・エヌ、岡本硝子、アイサンテクノロジーが買われた。
一方、ウエストホールディングス、ケア21、ギグワークス、システム・ロケーション、アスモなど35銘柄が年初来安値を更新。児玉化学工業、ニチリョク、オハラ、REVOLUTION、イムラが売られた。
東証グロース市場は、この日の日経平均株価は軟調で推移しているが、市場関係者からは「海外投資家などが次第にクリスマス休暇に入っていくなか、年末にかけては個人投資家の取引が多い新興市場に相対的に関心が向かいやすくなりそう」との声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比2.18ポイント(0.34%)高の643.82だった。グロースCoreも続伸。
グロース市場ではタイミーやカバーが上昇した。一方、ジーエヌアイやQPS研究所は下落した。
値上がり銘柄数301、値下がり銘柄数256と、値上がりが優勢だった。
13日に東証グロース市場に新規上場したラクサスは10時25分に公開価格(281円)を145円(51.60%)上回る426円で初値をつけた。前引け時点は375円だった。
個別では、タイミーがストップ高。はてな、バンク・オブ・イノベーション、True Data、JDSC、スマレジなど9銘柄は年初来高値を更新。Heartseed、カイオム・バイオサイエンス、トゥエンティーフォーセブン、ペルセウスプロテオミクス、Sapeetが買われた。
一方、Will Smart、イオレ、トランスジェニックグループ、アスア、TMHなど17銘柄が年初来安値を更新。MTG、STG、アウトルックコンサルティング、アディッシュ、フィスコが売られた。
【寄り付き概況】
13日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比225円09銭安の3万9624円05銭。
前日の米株式市場では、NYダウは234ドル安と6日続落。ハイテク株などに利益確定売りが膨らんだ。米国株が下落した流れを受け、東京株式市場も売り先行でスタートした。為替は1ドル=152円70銭前後で推移している。
日経平均は前日、取引時間中として10月15日以来およそ2カ月ぶりに心理的節目の4万円を上回る場面があった。このところ一方的な上昇が続いてきたなか、週末とあっていったん利益確定を急ぐ動きが出やすくなっているようだ。
欧州では欧州中央銀行(ECB)が12日、3会合連続となる0.25%の利下げを決め、ドイツ株価指数(DAX)は過去最高値を更新した。来週17〜18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では米連邦準備理事会(FRB)が0.25%の利下げに踏み切るとの観測も強く、主要国で相次ぐ利下げの動きは引き続き日本株の支えとなっている。
日銀が13日発表した12月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、前回9月調査(プラス13)から小幅改善となるプラス14だった。市場では「若干強いという程度なので、相場に影響を与えるほどの材料にはなっていないようだ」との声が聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
個別では、リクルートやファストリ、ソニーGが下落している。一方、コナミGやフジクラ、三井不が上昇している。
「あえてゴーイングマイウェイ」
「NYダウのサイコロは3勝9敗」
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。
エヌビディアが1.4%下落。
マイクロソフトが0.1%上昇。
デザインソフト大手アドビ13.7%安。
メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが15.4%高。
11月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前年比3.0%上昇。
伸びは前月の2.6%から加速。
上昇率は2023年2月以来最大。
市場予想の2.6%も上回った。
上昇の背景は鳥インフルエンザの流行による卵の価格高騰との解釈。
前月比では0.4%上昇。
市場予想は0.2%上昇だった。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比1万7000件増の24.2万件。
市場予想は22万件だった。
週間継続受給件数は1.5万件増の188.6万件だった。
国債利回りは上昇した。
2年国債と10年国債利回り格差は0,140%。
10年国債利回りは4.331%。
5年債利回りは4.188%
2年国債利回りは4.196%。
FOMCで0.25%の利下げ確率はほぼ100%。
ECB理事会は中銀預金金利を0.25%引き下げ3.0%とした。
ユーロ/ドルは0.2%安の1.0473ドル。
中国人民元はオフショア取引で1米ドル=7.2772元水準。
中央経済工作会議で、景気底上げに向けて財政出動を拡大するとともに、金融緩和を行う方針を決定。
ドル円は152円台後半。
WTI原油先物1月限は0.27ドル(0.38%)安の1バレル=70.02ドル。
SKEW指数は165.12→169.06→167.43。
恐怖と欲望指数は51→49。
10月18日の75がピークだった。
(昨年10月5日が20)。
木曜のNYダウは234ドル(0.53%)安の43914ドルと6日続落。
高値44208ドル、安値43903ドル。
サイコロは3勝8敗。
騰落レシオは111.30(前日114.63)。
NASDAQは132ポイント(0.66%)安の19902ポイントと反落。
高値20055ポイント、安値19830ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは95.53(前日101.43)。
S&P500は32ポイント(0.54%)安の6051ポイントと反落。
高値6079ポイント、安値6051ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは99.30%(前日104.70%)。
木曜のダウ輸送株指数は2ポイント(0.02%)安の16842ポイントと6日続落。
SOX指数は45ポイント(0.91%)安の4982ポイントと反落。
VIX指数は13,92(前日13.58)。
NYSEの売買高は9.28億株(前日11.38億株)。
3市場の合算売買高は136.1億株(前日142.5億株、直近20日平均は141.7億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比145円安の39665円。
ドル建ては大証日中比20円安の39790円。
ドル円は152.64円。
10年国債利回りは4.331%。
2年国債利回りは4.196%。
「日経平均のPERは16.05倍」
木曜の日経平均は寄り付き477円高。
終値は476円(△1.21%)高の39849円と4日続伸。
高値40091円。
安値39827円。
ザラ場での4万円台は7月19日以来。
実体(始値-終値)は83銭幅での陰線。
日足は2日ぶりに陰線。
12月3日は38552円→38746円にマド。
12月12日は39401円→39827円にマド。
SQ値39901円はメジャーSQ前日にザラバでは「幻」脱却。
日経平均は8日連続で一目均衡の雲の上。
上限は38946円。
下限は37752円。
TOPIXは23.72ポイント(△1.21%)高の2773ポイントと4日続伸。
25日線(2717ポイント)を9日連続で上回った。
75日線(2681ポイント)を10日連続で上回った。
200日線(2711ポイント)を9日連続で上回った。
2日ぶりに日足陰線。
TOPIXコア30指数は4日続伸。
プライム市場指数は12.22ポイント(△0.86%)高の1427.15ポイントと4日続伸。
東証グロース250指数は3.06ポイント(△0.48%)高の641.64と3日ぶりに反発。
25日移動平均線からの乖離は△1.07%(前日△1.12%)。
プライム市場の売買代金は4兆4090億円(前日3兆8413億円)。
売買高は19.32億株(前日17.07億株)。
値上がり1053銘柄(前日832銘柄)。
値下がり528銘柄(前日750銘柄)。
新高値82銘柄(前日39銘柄)。
新安値14銘柄(前日27銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは100.33(前日102.31)。
東証グロース市場の騰落レシオは87.20(前日89.02)。
NTレシオは14.37倍(前日14.32倍)。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
TOPIXは8勝4敗で66.66%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(38831円)から△2.62%(前日△1.44%)。
8日連続で上回った。
上向きの75日線は38418円。
33日連続で上回った。
上向きの200日線(38698円)からは△2.97%(前日△1.76%)。
8日連続で上回った。
上向きの5日線は39368円。
3日連続で上回った。
13週線は38793円。
26週線は38512円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.238%(前日▲17.251%)。
買い方▲7.810%(前日▲8.140%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲9.658%(前日▲9.368%)。
買い方▲19.350%(前日▲19.483%)。
空売り比率は37.0%(前日39.3%、2日連続で40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.2%(前日9.6%)。
9月13日が16.4%だった。
日経VIは21.97(前日22.40)。
日経平均採用銘柄のPERは16.05倍(前日15.90倍)。
11月12日以来の16倍台。
前期基準では16.46倍。
EPSは2482円(前日2476円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.46倍(前日1.44倍)。
BPSは27293円(前日27341円)。
日経平均の予想益回りは6.23%。
予想配当り利回りは1.98%。
指数ベースではPERは21.10倍(前日20.85倍)。
EPSは1888円(前日1889円)。
PBRは2.04倍(前日2.01倍)。
BPSは19533円(前日19588円)。
10年国債利回りは1.045%(前日1.065%)。
プライム市場の予想PERは15.81倍。
前期基準では16.27倍。
PBRは1.38倍。
プライム市場の予想益回りは6.32%。
配当利回り加重平均は2.33%。
プライム市場の単純平均は14円高の2746円(前日は2731円)。
プライム市場の売買単価は2281円(前日2310円)。
プライム市場の時価総額は961兆円(前日952兆円)。
ドル建て日経平均は261.13(前日259.64)と3日ぶりに反発。
木曜のシカゴ225先物は大証前日145円高の39665円。
高値40095円、安値39550円。
大証夜間取引終値は日中比130円安の39680円。
気学では金曜は「下寄り買い。但し突飛高は利入れし飛び付き警戒」。
月曜は「前場安いと後場高の日」。
火曜は「気味の急変を見る日なり」。
水曜は「変化日。前場引け尻の足取りに注意」。
木曜は「押し込んでも戻す日。悪目買い方針良し」。
金曜は「大いに高いと反落する。逆の時は翌週強し」。
ボリンジャーのプラス1σが39358円。
プラス2σが39885円。
プラス3σが40412円
マイナス1σが38304円。
週足のプラス1σが39506円。
プラス2σが40217円。
マイナス1σが38082円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
水星逆行(→12月16日)は今週末で終了。
週足陽線基準は39160円。
前週末は39091円。
アノマリー的には「変化日、不成就日」。
11月SQ値は39901円。
9月メジャーSQ値は36906円。
《今日のポイント12月13日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。
10年国債利回りは4.331%。
5年債利回りは4.188%
2年国債利回りは4.196%。
ドル円は152円台後半。
SKEW指数は165.12→169.06→167.43。
恐怖と欲望指数は51→49。
10月18日の75がピークだった。
(昨年10月5日が20)。
(2)木曜のダウ輸送株指数は2ポイント(0.02%)安の16842ポイントと9日続落。
SOX指数は45ポイント(0.91%)安の4982ポイントと反落。
VIX指数は13,92(前日13.58)。
NYSEの売買高は9.28億株(前日11.38億株)。
3市場の合算売買高は136.1億株(前日142.5億株、直近20日平均は141.7億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比145円安の39665円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆4090億円(前日3兆8413億円)。
売買高は19.32億株(前日17.07億株)。
値上がり1053銘柄(前日832銘柄)。
値下がり528銘柄(前日750銘柄)。
新高値82銘柄(前日39銘柄)。
新安値14銘柄(前日27銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは100.33(前日102.31)。
東証グロース市場の騰落レシオは87.20(前日89.02)。
NTレシオは14.37倍(前日14.32倍)。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
(4)上向きの25日線(38831円)から△2.62%(前日△1.44%)。
8日連続で上回った。
上向きの75日線は38418円。
33日連続で上回った。
上向きの200日線(38698円)からは△2.97%(前日△1.76%)。
8日連続で上回った。
上向きの5日線は39368円。
3日連続で上回った。
13週線は38793円。
26週線は38512円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.238%(前日▲17.251%)。
買い方▲7.810%(前日▲8.140%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲9.658%(前日▲9.368%)。
買い方▲19.350%(前日▲19.483%)。
(6)空売り比率は37.0%(前日39.3%、2日連続で40%割れ)。
空売り規制なしの銘柄の比率は9.2%(前日9.6%)。
9月13日が16.4%だった。
日経VIは21.97(前日22.40)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは16.05倍(前日15.90倍)。
11月12日以来の16倍台。
前期基準では16.46倍。
EPSは2482円(前日2476円)。
直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
直近ボトムは11月14日2425円。
225のPBRは1.46倍(前日1.44倍)。
BPSは27293円(前日27341円)。
日経平均の予想益回りは6.23%。
予想配当り利回りは1.98%。
指数ベースではPERは21.10倍(前日20.85倍)。
EPSは1888円(前日1889円)。
PBRは2.04倍(前日2.01倍)。
BPSは19533円(前日19588円)。
10年国債利回りは1.045%(前日1.065%)。
(8)プライム市場の単純平均は14円高の2746円(前日は2731円)。
プライム市場の時価総額は961兆円(前日952兆円)。
ドル建て日経平均は261.13(前日259.64)と3日ぶりに反発。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39358円。
プラス2σが39885円。
プラス3σが40412円
マイナス1σが38304円。
週足のプラス1σが39506円。
プラス2σが40217円。
マイナス1σが38082円。
半値戻しは36841円。
9月配当権利落ち前は38925円。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
水星逆行(→12月16日)は今週末で終了。
週足陽線基準は39160円。
前週末は39091円。
アノマリー的には「変化日、不成就日」。
11月SQ値は39901円。
9月メジャーSQ値は36906円。
今年の曜日別勝敗(12月12日まで)
↓
月曜23勝16敗
火曜30勝19敗
水曜18勝29敗
木曜26勝24敗
金曜28勝19敗
12月第1週(11月25日─11月29日)の海外投資家動向)
現物1249億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
先物4349億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
合計5598億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
個人は現物4806億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
現物797億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計5604億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
信託銀行は現物2804億円買い越し(2週連続で買い越し)。
先物5386億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計25821億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
投資部門別売買代金では個人が現物で5563億円売り越し(前週224億円買い越し)。
信用で556億円売り越し(前週1184億円買い越し)。
4週ぶりに売り越し。
海外投資家が1249億円買い越し(前週1794億円売り越し)。
3週ぶりに買い越し。
自己売買が3814億円売り越し(前週1122億円売り越し)。
信託銀行が2804億円買い越し(前週854億円買い越し)。
事業法人が2147億円買い越し(前週2964億円買い越し)。
23週連続で買い越し。
「相手のフィールドでは戦わない」というのが戦いの鉄則。
しかし、株式市場はほぼこれを無視している。
FOMC、雇用統計、CPI、PPI。
これにFRBや日銀の動向が加わって、まさにFXのフィールド。
あるいは紛争地域の分析や国際情勢は商品先物の世界。
マクロの話題ばかりに追従する。
相手には、これしか材料がないから、経済スケジュールに終始する。
皆が同じフィールドにいるから話題が陳腐になるが、それに気が付かない。
債券市場の売買エネルギーの方が株よりもとてつもなく大きいという事情もあろう。
でも株式市場に個別株材料という強いフィールドがある。
しかも他の畑からは接触できない強い材料。
これが宝の山、青い鳥ということには気が付かないのだろうか。
たしかに世界経済動向は個別株にも影響する。
でもそれ以上に製品動向や消費動向は現場のパワー。
相手のフィールドに出向かず、自分のフィールドを大切にして、声高に材料視すればよいだけのこと。
朝からNYを気にして、午後もNYの動向を予測する傾向。
日本は島国だから余計に気になるのだろうか。
東京市場はNYの属物ではない。
FXや商品先物、債券畑に惑わされず、あえてゴーイングマイウェイ。
たぶんこれが株式相場で勝つ秘訣だ。
◇━━━ カタリスト━━━◇
GENKI(9828)・・・動兆
回転ずし「魚べい」が柱。
中国や東南アジアなど海外FC展開に強み。
筆頭株主は米穀卸の神明
(兜町カタリスト櫻井)
12月13日 相場展望(寄り付き前)
|
【オープニングコメント】
軟調展開か |
・・・続き
|
東京株式市場は軟調展開か。
日経平均株価の予想レンジは39500円-39950円。
米国株は下落。ダウ平均は234ドル安の43914ドルで取引を終えた。11月生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回り、10年債利回りが4.3%台に乗せるなど金利が上昇。序盤ではプラスで推移する場面もあったが、中盤以降は売りに押され、安値圏で終了した。
ドル円は足元152円60銭近辺で推移している。
シカゴ日経225先物は円建てが大証日中終値と比べて145円安の39665円、ドル建てが20円安の39790円で取引を終えた。
米国株は利益確定のような動きではあったが、日経平均もきのう一時4万円を上回るなど大きく上昇しており、米国株安を受けて売りが優勢になると予想する。
メジャーSQ日であることや、寄り前に12月日銀短観が発表されることなどから、序盤は振れ幅が大きくなる可能性がある。
ただ、円安基調が続いている点は下支え要因となるだろう。深押しするようなら下値は拾われやすく、序盤の売り買いをこなした後はやや弱めで推移する時間が長くなると予想する。
【好材料銘柄】
■タイミー <215A>
今期経常は60%増で4期連続最高益更新へ。
■王子ホールディングス <3861>
発行済み株式数(自社株を除く)の10.1%にあたる1億株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月13日から25年12月12日まで。うち2600万株を13日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得する。
■大村紙業 <3953>
今期配当を20円増額修正。
■ラクスル <4384>
8-10月期(1Q)経常は2倍増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.20%にあたる70万株(金額で7億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月23日から25年2月28日まで。そのほか、子会社ノバセルを通じてウェブ広告運用会社オールマーケの全株式を取得する。
■POPER <5134>
今期経常は37%増で3期連続最高益更新へ。
■さくらさくプラス <7097>
株主優待制度を新設。毎年1月末と7月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、1万円分のQUOカードを年2回贈呈する。一方、8-10月期(1Q)経常は50%減益で着地。
■GFA <8783>
韓国の投資会社MorningStar Investment Partnersと共同ファンドを設立。日韓におけるデータセンター及び暗号資産事業へ投資する。また、暗号資産事業を展開する韓国Samsung GoldEx社とRWA(Real World Asset)の開発で業務提携。
■西武ホールディングス <9024>
今期経常を一転6.6倍増益に上方修正・6期ぶり最高益、配当も10円増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の8.66%にあたる2800万株(金額で700億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月13日から25年12月12日まで。
【主な経済指標・スケジュール】
13(金)
【国内】
12月日銀短観(8:50)
メジャーSQ
《決算発表》
神戸物産、アスクル、クミアイ化、アストロスケール、正栄食、REVOLUTI、スマレジ、ハイレックス、J.S.B.、山岡家、ヤーマン、フジコーポ、フリービット、MSOL、稲葉製作、丸善CHI、フィットイージ、INTLOOP、グッドコムA、ダブルエー、ナレルG、Hamee、HEROZ、楽待、アクシージア、ノバック、エニグモ、テクノロジー、バルニバーヒ、きんえい、ナトコ、オーエムツー、エコナビスタ
【海外】
米11月輸出物価指数(22:30)
米11月輸入物価指数(22:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
12月12日 NY株/欧州株概況
|
【市況】6日続落234ドル安、米経済指標はまちまち |
・・・続き
|
12日のNYダウ工業株30種平均は6日続落し、前日比234ドル44セント(0.53%)安の4万3914ドル12セントで終えた。
6日続落は4月以来。このところ上昇が目立っていたハイテク株の一角に利益確定売りが出て、相場の重荷となった。半面、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ継続観測が根強く、ダウ平均は上昇に転じる場面があった。
米労働省がこの日発表した新規失業保険申請件数は前週比1万7000件増の24万2000件と市場予想を上回り、雇用情勢が悪化していることを示唆。一方、同省が公表した11月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.4%上昇と、予想を超過し、インフレの根強さを示す内容だった。
ただ、市場では「今までの(インフレ低下)基調から逸脱していない」(日系証券)との見方が広がった。米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の金融政策会合で追加利下げを行うとの観測が維持され、ダウはプラス圏に浮上する場面もあった。
ナスダック総合株価指数は11日に初めて2万台に乗せた。人工知能(AI)に対する需要の高まりが収益拡大を後押しするとの見方からハイテク株の上昇が続いた後で、12日は一部の銘柄に売りが出た。ダウ平均の構成銘柄ではエヌビディアやアマゾン・ドット・コムが下げた。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、ソフトウエアのアドビが13.6%安で終えた。11日夕に2024年9〜11月期決算と併せて発表した25年11月期通期の収益見通しが物足りないとの受け止めから売りが広がった。
そのほかのダウ平均の構成銘柄では、ユナイテッドヘルス・グループやキャタピラーが下げた。ホーム・デポも売られた。一方、アナリストが投資判断を引き上げたコカ・コーラが上昇。メルクにも買いが入った。
ナスダック総合株価指数は反落した。前日比132.052ポイント(0.65%)安の1万9902.842(速報値)で終えた。テスラや半導体のマイクロン・テクノロジーが下げた。このところ大幅に上昇していたアルファベットにも売りが出た。
【シカゴ日本株先物概況】
12日のシカゴ日経平均先物は下落した。12月物は前日比405円安の3万9660円で終えた。
NYダウ平均は、強弱まちまちな米経済指標を受けて売り買いが交錯する中、6営業日続落した。
この日は米株式相場がハイテク株主導で下落し、シカゴ市場の日経平均先物も下げた。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
39665 ( -145 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
39790 ( -20 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
12日の英FTSE100種総合株価指数は小幅に続伸し、前日比10.14ポイント(0.12%)高の8311.76で終えた。一部金融機関が投資判断と目標株価を引き上げたと伝わった蒸留酒大手ディアジオが買われた。前日の米ハイテク株高を背景に12日のアジア市場で香港や中国・上海といった主要な株式相場が上昇したのも、投資家心理を支えた。
英バークレイズなど銀行に買いが優勢だった。エネルギー株や、英ユニリーバといった日用品関連が上昇した。半面、英豪リオティントをはじめ資源株が下落し、指数の上値を抑えた。
FTSEの構成銘柄では、酒造大手ディアジオが2.77%高、水道大手セバーントレントが1.80%高、投資信託スコティッシュ・モーゲージ・インベストメント・トラストが1.73%高と上伸。一方、有害生物管理会社レントキル・イニシャルは3.97%安、産銅大手アントファガスタは3.43%安、食品・小売り大手アソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズは3.01%安と売られた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
12日のドイツ株価指数(DAX)は小幅に続伸し、終値は前日比27.11ポイント(0.13%)高の2万0426.27と最高値を更新した。欧米の利下げ観測は投資家心理を支えた。11月下旬以降にDAXは急速に水準を切り上げてきたため利益確定を目的とした売りが出やすく、上値は重かった。
個別では、航空機大手エアバスが2.34%高、自動車大手BMWが1.91%高、防衛大手ラインメタルが1.29%高と買われた半面、エネルギー大手シーメンス・エナジーは3.92%安、ミュンヘン再保険は2.02%安、郵便・物流大手ドイツポストは1.61%安で取引を終えた。
■フランス・パリ株価指数
フランスで主要な株価指数であるCAC40は前日比0.03%安と横ばい圏で終えた。コンサルティング会社の仏キャップジェミニ、欧州鉄鋼大手アルセロール・ミタルが下げたほか、BNPパリバなど金融の一角に売りが出た。酒類大手ペルノ・リカールや、高級ブランドのエルメス・インターナショナルといった消費関連には買いが優勢だった。