Market Data
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【日経平均】
39583円08銭(△241円54銭=0.61%)
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【TOPIX】
2809.63(△15.93=0.57%)
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【グロース250】
661.24(▲7.06=1.06%)
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【プライム売買高】17億1853万株(△9094万株)
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【売買代金】4兆2834億円(△2974億円)
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【値上がり銘柄数】660(前日:896)
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【値下がり銘柄数】924(前日:677)
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【新高値銘柄数】115(前日:141)
【新安値銘柄数】9(前日:5)
【25日騰落レシオ】115.73(前日:114.91)
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今週は、堅調展開だった。
日経平均株価は24日から26日まで3日連続で3桁の上昇。この3日間で1000円超上昇し、3万9700円台まで水準を切り上げた。
27日は米マイクロンの決算を警戒して売りに押されたものの、28日は3桁の上昇となり、週間では大幅高となった。
主力大型株の動きが良くなり見直し買いが入った。
その一方で、IPOで急騰する銘柄が出てきたり、バイオ関連が急騰したりと新興グロース株にも資金が向かったことで、日本株全体でリスク選好ムードが強まった。週後半にかけてはドル円が161円台まで円安が進んだものの、介入警戒感はさほど高まらず、外需株の買い材料になるとポジティブに受け止められた。
日経平均株価は週間で、約986円の上昇となり、週足では3週連続で陽線を形成した。
来週は、小動きの展開か。
7月相場に入り、週末の5日には米6月雇用統計が発表される。足元でドル円が大きく円安に傾いているだけに、為替を刺激しやすい指標の発表を前にしては身構えることになるだろう。日経平均は4万円に近付いており、節目の近辺では戻り売りも出やすい。4万円を超えたとしても、いったんの到達感から上値は伸びづらいとみる。一方で、今週の動きが非常に強かったことから、大きく崩れる展開は想定しづらいだろう。
米国は木曜4日が休場。イギリスの選挙など相場をかく乱しそうな材料もあるが、週後半にかけて様子見姿勢が強まる可能性が高く、週間では水準が大きく変化しないと予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(28日現在)
43172.43 ボリンジャー:+3σ(26週)
41505.45 ボリンジャー:+2σ(26週)
40815.66 新値三本足陽転値
40468.05 ボリンジャー:+3σ(13週)
39931.66 ボリンジャー:+3σ(25日)
39839.81 ボリンジャー:+2σ(13週)
39838.47 ボリンジャー:+1σ(26週)
39583.08 ★日経平均株価28日終値
39554.86 ボリンジャー:+2σ(25日)
39211.57 ボリンジャー:+1σ(13週)
39194.33 6日移動平均線
39178.06 ボリンジャー:+1σ(25日)
39025.86 均衡表転換線(日足)
38922.98 75日移動平均線
38910.41 均衡表雲上限(日足)
38801.25 25日移動平均線
38702.82 均衡表転換線(週足)
38702.82 均衡表基準線(日足)
38583.33 13週移動平均線
38424.45 ボリンジャー:-1σ(25日)
38423.02 均衡表雲下限(日足)
38171.49 26週移動平均線
ローソク足は寄り引けほぼ同値の小陰線から上下にヒゲを出す十字線を描き、足元での売り買い拮抗状態を窺わせた。株価下方では5日、25日の各移動平均線がともに上向きをキープして上昇トレンド継続を示唆した。上ヒゲは6月26日高値に届かなかったが、週足は陽線を描いて11週ぶりに週末終値が13週線を上回っており、地合いの改善傾向が推察される。
【大引け概況】
28日の日経平均株価は反発し、終値は前日比241円54銭高の3万9583円08銭だった。
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前日の米株式市場では、NYダウとナスダック指数は上昇した。これを受け、東京株式市場も買いが先行する展開となり、日経平均株価は午前10時50分過ぎには一時400円を超える上昇となった。TOPIXは一時、年初来高値を上回る場面があった。しかし、後場にかけて上昇幅は縮小した。四半期末ということもあり、持ち高調整の動きも強まったほか、今晩の米5月個人消費支出(PCE)デフレーター発表を前に積極的な売買は控えられた様子だ。大手銀行や生損保、証券など金融株が値を上げ、半導体関連株も反発した。
ソフトバンクグループ(SBG)のほかアドテスト、東エレクなど半導体関連の上昇が相場をけん引した。27日の米株式市場では米半導体のマイクロン・テクノロジーが決算を受けて大幅下落したが、同社は26日の時間外取引ですでに急落していたため、東京株式市場では織り込み済みと受け止められた。
外国為替市場で円相場が一時1ドル=161円台に下落するなど円安・ドル高の進行は輸出関連株の買いを誘った。トヨタやホンダなど自動車株が円安が進む場面で強含んだ。円安による輸入物価の上昇を通じて国内物価にはさらなる上昇圧力がかかるとの見方も意識されるなかで、国内の長期金利は上昇を試している。三菱UFJ、三井住友FGといった利ざや拡大が意識されやすい金融関連株などへの買いも活発になった。
日経平均は前場に440円ほど上昇したが、後場に入ると上げ幅を縮小した。期末とあって国内機関投資家などから持ち高整理の売りが出やすかった。日本時間今夜には5月の米個人所得・個人消費支出(PCE)の発表を控える。米金融政策の先行きを見極めるうえで重要なデータのひとつとあって様子見ムードも広がった。資生堂など業績が中国景気に影響されやすいとされる銘柄の一角には売りが膨らんだ。
11月の米大統領選に向けた第1回のテレビ討論会が米東部時間27日午後9時(日本時間28日午前10時)から開催された。民主党のバイデン大統領と共和党のトランプ前大統領がインフレや不法移民問題などを巡って論戦を交わした。
米CNNテレビの緊急世論調査によると、今回のテレビ討論会について67%が「トランプ氏が勝利」と回答した。「バイデン氏勝利」は33%だった。トランプ氏が大統領選を優位に進める場合はさらなる財政圧迫や中国との関係悪化への警戒感が株式相場にとって逆風になるという見方もある。ただ、今回のテレビ討論会だけでは大統領選の先行きを占うのは困難だとして株式市場では材料視する動きは限られた。米株価指数先物も日本時間28日の取引で小幅な値動きにとどまった。
日米の金融政策に対する不透明感が拭えない状況では、積極的に上値を買い上がれないとの見方も多い。また、円安進行のスピードが速まれば、国内輸入物価の上昇につながり、国内景気には悪影響となる一方、輸出企業にとっては収益押し上げ要因になるなど強弱感が対立し、株式市場がどのような反応を示すのか見極めたいところだろう。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は15.93ポイント(0.57%)高の2809.63だった。取引時間中には年初来高値を上回る場面もあった。JPXプライム150指数も反発し、4.66ポイント(0.38%)高の1233.40で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆2833億円、売買高は17億1853万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は660、値下がりは924、横ばいは61だった。
業種別株価指数(33業種)は保険業、銀行業、海運業、鉱業などが上昇した。下落は食料品、非鉄金属など。
個別銘柄では、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループが高く、東京海上ホールディングスやMS&ADインシュアランスグループホールディングス、野村ホールディングスが値を上げた。レーザーテックやディスコ、東京エレクトロンも買われ、ファナック、ソフトバンクグループも上昇した。トヨタ自動車やソニーグループ、三菱重工業、伊藤忠商事が値を上げた。
半面、日立製作所やJTが安く、東京電力ホールディングスや楽天グループ、資生堂が軟調。ニデックや任天堂、NECが安い。KADOKAWAが急落した。中外薬、花王、ニデック、オムロンが下落した。
東証スタンダード市場は金利上昇基調を背景に金融株が買いを集めた。為替相場が円安に振れたことも、投資家心理を上向かせた。スタンダードTOP20は小幅続伸。出来高2億6542万株。
値上がり銘柄数741、値下がり銘柄数676と、値上がりが優勢だった。
個別ではGMOアドパートナーズ、東京機械製作所、テイン、大運が一時ストップ高と値を飛ばした。キャンディル、佐田建設、大盛工業、幼児活動研究会、成学社など50銘柄は年初来高値を更新。YE DIGITAL、インスペック、相模ゴム工業、新都ホールディングス、ワイヤレスゲートが買われた。
一方、大本組、アール・エス・シー、AIメカテックが年初来安値を更新。Abalance、銚子丸、ホテル、ニューグランド、ウィザス、データ・アプリケーションが売られた。
東証グロース市場は、朝方米株高などで投資家心理が改善して上昇する場面があったものの、このところグロース250指数の上昇が続いていたなかで、新興銘柄に利益確定の売りを出す動きが目立った。
グロースCoreは反落。東証グロース市場250指数も5営業日ぶりに反落した。終値は前日比7.06ポイント(1.06%)安の661.24だった。
売買代金は前日に引き続き多く、次々登場する新規上場に注目が集まっているとみられる。ただ、「新規上場が多いこの時期限定のものであり長くは続かない」との声も聞かれた。
また、この日もサンバイオが売買代金上位となっており、その動きに指数が左右されている。「脳損傷治療のバイオ医薬品の商品化の可否について、市場の評価が日々変わっている」という
グロース市場ではジーエヌアイやウェルスナビが下落した。一方、インテグラルやGENDAは上昇した。値上がり銘柄数208、値下がり銘柄数342と、値下がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に新規上場したロゴスHDは公開価格と同じ2290円で初値を付けた。終値は初値比360円(15.72%)安の1930円だった。初値を付けた直後から売りに押され、一時初値比410円安の1880円まで下げる場面もあった。
個別では中村超硬、リグアがストップ高。地域新聞社、アイズは一時ストップ高と値を飛ばした。豆蔵デジタルホールディングス、ビリングシステム、シェアリングテクノロジー、プレイド、グローバルセキュリティエキスパートなど16銘柄は年初来高値を更新。Delta-Fly Pharma、フィードフォースグループ、FFRIセキュリティ、GENDA、INFORICHが買われた。
一方、ENECHANGE、AHCグループがストップ安。Lib Work、Mマート、ウィルズ、アクアライン、マイクロアドは年初来安値を更新。クリングルファーマ、トラース・オン・プロダクト、coly、Veritas In Silico、アスタリスクが売られた。
28日午前の日経平均株価は反発し、午前終値は前日比386円37銭(0.98%)高の3万9727円91銭だった。
前日の米株式市場では、NYダウやナスダック指数が上昇した。これを受け、東京市場は買い先行となり日経平均株価は一時440円あまり上昇した。大手銀行株が商いを膨らませて値を上げるなど、生損保や証券など金融株が値を上げた。自動車や海運株が買われ、半導体関連株は反発した。TOPIXは3カ月ぶりに年初来高値を更新して推移している。為替は一時1ドル=161円台に乗せ円安が進行している。
東エレクやアドテスト、レーザーテクといった半導体関連などがけん引役となり、日経平均は上げ幅を440円ほどに拡大する場面もあった。米半導体大手マイクロン・テクノロジーは26日夕に発表した業績見通しが市場の期待に届かなかったとして27日の米株式市場で大幅下落した。ただ、26日の時間外取引でもマイクロンはすでに急落していたため、東京市場では織り込み済みとの見方から半導体関連は上昇した。ソフトバンクグループ(SBG)も買われた。
総務省が今朝発表した6月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)は生鮮食品を除く総合の上昇率が前月から拡大した。足元で進む円安・ドル高も輸入物価の上昇を通じて国内物価を押し上げるとの見方から、日銀が7月にも追加利上げに動くとの思惑が高まっている。金利上昇で利ざや拡大期待が意識されやすい三菱UFJが大幅高となるなど銀行・保険株の上昇が目立った。
投機筋の円売りも巻き込みながら円相場は一時1ドル=161円台に下落した。前日は小幅に下落していたトヨタやホンダは、きょうは上昇して円安進行に伴って強含んだ。半面、中国景気に対する慎重な見方が再び意識されるなかで、資生堂やオムロンなど中国景気に業績が左右されやすいとされる銘柄の一角は下げた。
11月の米大統領選に向けた第1回のテレビ討論会が米東部時間27日午後9時(日本時間28日午前10時)から行われた。民主党のバイデン大統領と共和党のトランプ前大統領はインフレや不法移民問題を巡って論戦を交わした。市場では「互いを批判するような展開となっており、足元の株式相場には織り込めない」との見方があり相場への反応は限られた。
為替は、10時過ぎに1ドル161円20銭台水準まで円安ドル高が進行した。10時の値決めのタイミングでドル買い需要が強まったとの観測だが、米国で行われている大統領選挙に向けた第1回のテレビ討論会で「トランプ優勢」との見方が強まったことでドルが買われたとの声も聞かれる。また、為替介入の陣頭指揮を執っていた神田財務官が交代し、後任に三村国際局長が就くと伝わったことも円安基調を強める材料となったもよう。
為替市場が円安ドル高で動いていることから、後場は、政府・日本銀行による円買いドル売り介入実施への警戒感がより高まり日本株上昇は一服となろう。日経平均、TOPIXは為替動向を睨んだ神経質な展開となりそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは22.81ポイント(0.82%)高の2816.51と、3月22日の年初来高値を上回った。JPXプライム150指数も反発し、算出以来の高値を上回って前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆9564億円、売買高は8億746万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は648、値下がりは942、横ばいは55だった。
業種別では、保険業、銀行業、証券・商品先物取引業、海運業、卸売業などが上昇した一方、電気・ガス業、空運業、パルプ・紙、食料品、小売業なども下落した。
個別銘柄では、レーザーテック、アドバンテスト、ソフトバンクグループなど半導体関連銘柄の一角が買われたほか、MS&AD、T&Dホールディングス、東京海上ホールディングス、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループ、みずほなど金融株の上げも目立った。このほか、住友ファーマ、荏原製作所が買われた。
レーザーテックやディスコが買われ、トヨタ自動車や三菱重工業、川崎汽船が上昇した。
一方、証券会社によるレポートがネガティブ視されて日野自動車が売られたほか、資生堂、花王、ニデック、オムロンなど足元構造改革などを実施している銘柄の下げがやや目立った。このほか、シャープ、NEC、オリンパスが売られた。楽天グループ、東京電力ホールディングス、任天堂が安く、アシックスが軟調だった。
東証スタンダード市場は前日の米国株が底堅さを見せた上、ドル円相場の高止まりも輸出株などの支援材料となり、値頃感が出た銘柄を中心に上昇した。スタンダードTOP20は小幅続伸。出来高1億6007万株。
値上がり銘柄数744、値下がり銘柄数625と、値上がりが優勢だった。
個別では、GMOアドパートナーズ、東京機械製作所、テイン、大運が一時ストップ高と値を飛ばした。キャンディル、大盛工業、成学社、CSSホールディングス、鉄人化ホールディングスなど39銘柄は年初来高値を更新。新都ホールディングス、名村造船所、YE DIGITAL、倉元製作所、プラコーはが買われた。
一方、アール・エス・シーが年初来安値を更新。銚子丸、Abalance、ウィザス、ホテル、ニューグランド、データ・アプリケーションが売られた。
東証グロース市場は、きのうまでに4日続伸していたこともあり、戻り歩調にあった新興銘柄には利益を確定するための売りが出やすかった。
グロースCoreは小幅安。東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比3.56ポイント(0.53%)安の664.74だった。グロース市場ではサンバイオやジーエヌアイが下落した。一方、GENDA、QPS研究所は上昇した。
値上がり銘柄数231、値下がり銘柄数307と、値下がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に新規上場したロゴスHDは公開価格と同じ2290円で初値を付けた。前引けは初値比215円(9.38%)安の2075円だった。
個別では中村超硬、リグアがストップ高。アイズは一時ストップ高と値を飛ばした。豆蔵デジタルホールディングス、ビリングシステム、シェアリングテクノロジー、プレイド、グローバルセキュリティエキスパートなど15銘柄は年初来高値を更新。PostPrime、FFRIセキュリティ、ジィ・シィ企画、エフ・コード、フィードフォースグループは値上がり率上位に買われた。
一方、Mマート、ウィルズ、アクアラインが年初来安値を更新。クリングルファーマ、ワンダープラネット、キャスター、coly、Veritas In Silicoが売られた。
【寄り付き概況】
28日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比251円47銭高の3万9593円01銭。
前日の米株式市場は、NYダウは36ドル高と小幅続伸。ナスダック指数も3日続伸した。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。また、為替は1ドル=160円60銭前後で推移している。
米半導体大手マイクロン・テクノロジーは26日夕に発表した業績見通しが市場の期待に届かなかったとして27日の米株式市場で大幅下落した。ただ、26日の時間外取引でもマイクロンはすでに急落していたため、東京株式市場では織り込み済みという見方から東エレク、レーザーテクなどは上昇している。アドテストはきょうを入れて5日続伸している。
半導体関連のほかには銀行や保険、海運といったバリュー(割安)株の上昇が目立つ。日銀の金融政策修正観測などを背景に国内長期金利に上昇圧力がかかるなか、バリュー株を物色する動きが活発になっている。
個別では、ファナック、TDK、KDDI、東京海上、ソニーGが高い。一方、テルモ、資生堂、ニデック、オリンパスが安い。
「数字は悪くない」
「商い薄く小動き」
木曜のNY市場で主要3指数は揃って上昇。
アルファベットが0.83%、メタが1.25%上昇。
前日に時価総額が初めて2兆ドルを超えたアマゾンも2.19%高。
一方マイクロン・テクノロジーが7.11%下落。
エヌビディアは1.90%安。
薬局チェーン大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが22.16%急落。
ジーンズ大手リーバイ・ストラウスが15.4%安。
5月の耐久財受注は前月比0.1%増。
4月分は0.2%増と前回発表の0.6%増から下方修正された。
市場場予想は0.1%増だった。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比6000件減の23万3000件。
市場予想は23万6000件だった。
週間継続受給件数は1万8000件増の183万9000件。
2021年11月下旬以来の高水準となった。
第1四半期の実質国内総生産(GDP)確報値は年率換算で前期比1.4%増。
改定値の1.3%増から若干上方修正。
ただ第4四半期の3.4%増からは急激に鈍化している。
10年国債利回りは4.286%。
5年国債利回りは4.299%。
2年国債利回りは4.712%。
ドル円は160円台後半。
WTI原油先物8月限は0.84ドル(1.04%)高の81.74ドル。
ビットコインは425ドル高の61365ドル。
SKEW指数は146.64→143.49→143.06。
恐怖と欲望指数は41→46。
(昨年10月5日が20)。
木曜のNYダウは36ドル(0.09%)高の39164ドルと続伸。
高値39250ドル、安値39026ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは106.63(前日104.93)。
NASDAQは53イント(0.30%)高の17858ポイントと3日続伸。
高値17892ポイント、安値17765ポイント。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは85.08(前日82.37)。
S&P500は4ポイント(0.09%)高の5483ポイントと3日続伸。
高値5490ポイント、安値5467ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは90.53%(前日89.51%)。
ダウ輸送株指数は76ポイント(0.50%)安の15365ポイントと反落。
SOX指数は31ポイント(0.57%)安の5421ポイントと3日ぶりに反落。
VIX指数は12.24(前日12.55)。
NYSEの売買高は9.82億株(前日9.35億株)。
3市場の合算売買高は94.9億株(前日105.9億株 過去20日平均は117.4億株)
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中160円高の39570円。
ドル建ては210円高の39620円。
ドル円は160.74円。
10年国債利回りは4.286%。
2年国債利回りは4.712%。
「週末、月末、四半期末、半期末」
木曜の日経平均は寄り付き233円安。
終値は325円(▲0.82%)安の39341円と4日ぶりに反落。
前日まで3日間の上昇幅は1000円超だった。
6月期末権利配当落ち分は約40円。
高値39439円。
安値39193円。
日足は4日ぶりに陰線。
26日の39215円→39233円にマドは埋めた。
日経平均は3日連続で一目均衡の雲の上。
雲の下限は38394円。
上限は38910円。
メジャーSQ値38535円に対して8勝2敗。
TOPIXは9.25ポイント(▲0.33%)安の2793ポイントと4日ぶりに反落。
25日線(2755イント)を3日連続で上回った。
4日連続で日足陽線。
TOPIXコア30指数は4日ぶりに反落。
プライム市場指数は4.76ポイント(▲0.33%)安の1437.99と4日ぶりに反落。
東証スタンダード指数は6日続伸。
東証グロース250指数は13.22ポイント(△2.02%)高の668.30と4日続伸。
25日移動平均線からの乖離は△6.28%(前日△4.52%)。
プライム市場の売買代金は3兆9860億円(前日4兆2539億円)。
売買高は16.27億株(前日15.77億株)。
値上がり896銘柄(前日985銘柄)。
値下がり677銘柄(前日590銘柄)。
新高値141銘柄(前日141銘柄)。
新安値5銘柄(前日1銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは114.91(前日114.46)。
東証グロース市場の騰落レシオは106.56(前日101.37)。
NTレシオは14.08倍(前日14.15倍)。
サイコロは7勝5敗で66.66%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
東証グロース市場指数は9勝3敗で75.00%。
上向きの25日線(38763円)から△1.49%(前日△2.36%)。
4日連続で上回った。
下向きの75日線は38912円。
3日連続で上回った。
上向きの200日線(35924円)からは△9.51%(前日△10.52%)。
306日連続で上回った。
上向きの5日線は39116円。
7日連続で上回った。
13週線は38564円。
26週線は38162円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.870%(前日▲15.750%)。
買い方▲5.440%(前日▲5.395%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲9.916%(前日▲10.051%)。
買い方▲19.090%(前日▲20.755%)。
空売り比率は43.4%(前日38.5%、3日ぶりの40%超)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.5%(前日8.0%)。
8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは16.18(前日16.68)。
日経平均採用銘柄のPERは16.62倍(前日16.70倍)。
31日連続で16倍台。
前期基準では16.82倍。
EPSは2367円(前日2375円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.49倍(前日1.49倍)。
BPSは26403円(前日26622円)。
日経平均の予想益回りは6.02%。
予想配当り利回りは1.81%。
指数ベースではPERは22.00倍(前日22.18倍)。
EPSは1788円(前日1788円)。
PBRは2.04倍(前日2.06倍)。
BPSは19285円(前日19255円)。
10年国債利回りは1.070%(前日1.030%)。
プライム市場の予想PERは16.38倍。
前期基準では16.62倍。
PBRは1.40倍。
プライム市場の予想益回りは6.10%。
配当利回り加重平均は2.20%。
プライム市場の単純平均は44円安の2985円(前日は3029円)。
プライム市場の売買単価は2449円(前日2697円)。
プライム市場の時価総額は972兆円(前日976兆円)。
ドル建て日経平均は245.27(前日248.21)と4日ぶりに反落。
木曜のシカゴ225先物9月限円建ては大証前日比160円高の39570円。
高値39675円、安値39195円。
大証夜間取引終値は日中比170円高の39580円。
気学では金曜は「前日来の波動について駆け引きせよ」。
月曜は「人気に逆行して動く日」。
火曜は「目先のポイントをつくる注意日」。
水曜は「相場の放れを注意して駆け引きする日」。
木曜は「一方に偏して動く日。足取りについて注意せよ」。
金曜は「相場の仕成りについて駆け引きせよ」。
ボリンジャーのプラス1σが39105円。
プラス2σが39448円。
プラス3σが39790円。
マイナス1σが38421円。
週足のプラス1σが39166円。
プラス2σが39667円。
プラス3σが40368円。
マイナス1σが36760円。
週足陽線基準は38804円。
月足陽線基準は38923円。
6月メジャーSQ値は38535円。
ヒジュラ歴の新年(7月8日)まであと6営業日。
アノマリー的には「大幅高の特異日」。
週末、月末、四半期末、半期末。
《今日のポイント6月28日》
(1)木曜のNY市場で主要3指数は揃って上昇。
10年国債利回りは4.286%。
5年国債利回りは4.299%。
2年国債利回りは4.712%。
ドル円は160円台後半。
SKEW指数は146.64→143.49→143.06。
恐怖と欲望指数は41→46。
(昨年10月5日が20)。
(2)ダウ輸送株指数は76ポイント(0.50%)安の15365ポイントと反落。
SOX指数は31ポイント(0.57%)安の5421ポイントと3日ぶりに反落。
VIX指数は12.24(前日12.55)。
NYSEの売買高は9.82億株(前日9.35億株)。
3市場の合算売買高は94.9億株(前日105.9億株 過去20日平均は117.4億株)
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中160円高の39570円。
(3)プライム市場の売買代金は3兆9860億円(前日4兆2539億円)。
売買高は16.27億株(前日15.77億株)。
値上がり896銘柄(前日985銘柄)。
値下がり677銘柄(前日590銘柄)。
新高値141銘柄(前日141銘柄)。
新安値5銘柄(前日1銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは114.91(前日114.46)。
東証グロース市場の騰落レシオは106.56(前日101.37)。
NTレシオは14.08倍(前日14.15倍)。
サイコロは7勝5敗で66.66%。
(4)上向きの25日線(38763円)から△1.49%(前日△2.36%)。
4日連続で上回った。
下向きの75日線は38912円。
3日連続で上回った。
上向きの200日線(35924円)からは△9.51%(前日△10.52%)。
306日連続で上回った。
上向きの5日線は39116円。
7日連続で上回った。
13週線は38564円。
26週線は38162円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.870%(前日▲15.750%)。
買い方▲5.440%(前日▲5.395%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲9.916%(前日▲10.051%)。
買い方▲19.090%(前日▲20.755%)。
(6)空売り比率は43.4%(前日38.5%、3日ぶりの40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は7.5%(前日8.0%)。
日経VIは16.18(前日16.68)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは16.62倍(前日16.70倍)。
31日連続で16倍台。
前期基準では16.82倍。
EPSは2367円(前日2375円)。
直近ボトムは9月28日2056円、直近ピークは3月4日2387円。
225のPBRは1.49倍(前日1.49倍)。
BPSは26403円(前日26622円)。
日経平均の予想益回りは6.02%。
予想配当り利回りは1.81%。
指数ベースではPERは22.00倍(前日22.18倍)。
EPSは1788円(前日1788円)。
PBRは2.04倍(前日2.06倍)。
BPSは19285円(前日19255円)。
10年国債利回りは1.070%(前日1.030%)。
(8)プライム市場の単純平均は44円安の2985円(前日は3029円)。
プライム市場の時価総額は972兆円(前日976兆円)。
ドル建て日経平均は245.27(前日248.21)と4日ぶりに反落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが39105円。
プラス2σが39448円。
プラス3σが39790円。
マイナス1σが38421円。
週足のプラス1σが39166円。
プラス2σが39667円。
プラス3σが40368円。
マイナス1σが36760円。
週足陽線基準は38804円。
月足陽線基準は38923円。
6月メジャーSQ値は38535円。
ヒジュラ歴の新年(7月8日)まであと6営業日。
アノマリー的には「大幅高の特異日」。
週末、月末、四半期末、半期末
今年の曜日別勝敗(6月27日まで)
↓
月曜14勝7敗
火曜14勝11敗
水曜7勝17敗
木曜13勝13敗
金曜15勝8敗
6月第3週(6月17日─6月21日)の週間海外投資家動向
現物213億円売り越し(5週連続で売り越し)。
先物6043億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計6257億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
個人は現物1899億円買い越し(3週連続で買い越し)。
先物1393億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
合計506億円買い越し(3週連続で買い越し)。
信託銀行は現物1914億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
先物991億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
合計923億円売り越し(5週連続で売り越し)。
6月第2週(6月10日─6月14日)の週間海外投資家動向
現物2494億円売り越し(4週連続で売り越し)。
先物2997億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計503億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
個人は現物853億円買い越し(2週連続で買い越し)。
先物136億円買い越し(2週連続で買い越し)。
合計990億円買い越し(2週連続で買い越し)。
信託銀行は現物1562億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
先物1898億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計326億円売り越し(4週連続で売り越し)。
企業の手元資金は3月末に114兆円に増加し過去最高。
自動車が22.85兆円。
電機が1.51兆円。
電力が1.09兆円。
サービスが0.83兆円。
石油が0.51兆円。
これは設備投資と自社株買いにつながる。
商社や医薬品などは減少している。
因みに上場企業の自己資本比率は42.4%と過去最高。
そして証券3社による今期の主要企業の経常利益は5.0%ー6.9%増の見通し。
生成AI向けの半導体関連やインバウンド関連がけん引する。
想定為替レートは150円。
企業側の想定は140円台。
会社予想の経常利益は13%減の見通し。
ここに乖離がある。
第1四半期通過時点での上方修正に期待感がある。
配当性向は35%程度の見通し。
また25年度については8%台の増益見通しだ。
数字は悪くない。
一方で3月末の個人金融資産残高は、前年比146兆円増(7.1%増)の2199兆円。
過去最高だった昨年12月末の水準を上回り、5四半期連続で過去最高を更新。
年間で見た場合、資金の純流入が23兆円。
株高・円安が大きく進んだことで時価変動の影響がプラス124兆円。
(うち国内株式等がプラス83兆円、投資信託がプラス21兆円)。
ことらも数字は悪くない。
《兜町ポエム》
「数字の歌」
赤い株価に両目をよせて
だまってみている青い板
数字は何にも言わないけれど
数字の気持ちはよくわかる
数字可愛いや可愛や数字
あの株よい株動きのよい株
リンゴの色した可愛い株
どなたが言ったかうれしいうわさ
軽い値動きもトンデ出る
数字可愛いや可愛や数字
寄りの挨拶大引けの別れ
いとしい株価に囁けば
言葉は出さずに上ひげつけて
明日もまたネと夢見顔
数字可愛いや可愛や数字
売り買いしましょ株価の歌を
相場と歌えばなお楽し
皆で歌えばなお楽し
数字の気持ちを伝えよか
数字可愛いや可愛や数字
◇━━━ カタリスト━━━◇
NTTデータ(9613)・・・動兆
NTT傘下のSI専業最大手。
省庁、金融機関に強い。
22年にNTTグループの海外事業を集約
(兜町カタリスト櫻井)
06月28日 株価材料NEWS
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【株価材料NEWS】
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・・・続き
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[株価材料]
■高卒採用 27年ぶり大卒上回る伸び
■みずほFG<8411>
サウジに地域統括拠点 設立を申請
■免税売上高 3年で4割増 Jフロント<3086>社長
■トリドールHD<3397>
中国で焼き肉丼店
■東京電力HD<9501>
仮設トイレ販社買収 防災ビジネス拡大
■商船三井<9104>
インド不動産開発参入 非海運を強化
■住友電気工業<5802>
グリーン水素製造用素材 消費電力1割減
■アイシン<7259>
3社が売却 トヨタグループ政策株縮減 EV投資へ資金捻出
■RIZAP<2928>
「継続企業の前提」削除
■ダイヘン<6622>
厚板用新溶接システムで脱技能化 制御データ記憶
■イオン<8267>
ウーバーの買い物代行を国内初導入
■東レ<3402>
タイ・バイオマス工場を商業規模に 25年度内判断
■東邦チタニウム<5727>
MLCC向けニッケル粉の体制強化継続
06月28日 相場展望(寄り付き前)
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【オープニングコメント】
反発後もみ合い展開か |
・・・続き
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28日の東京株式市場は反発後、もみ合いか。
日経平均株価の予想レンジは3万9000円-3万9700円を想定。(27日終値3万9341円54銭)
米国株は上昇。ダウ平均は36ドル高の39164ドルで取引を終えた。
日経平均株価は、きのう27日に大幅反落した反動や、現地27日の米国株式が上昇したことから、買い優勢となりそう。ただ、日本時間の午前10時すぎから、米大統領選のテレビ討論会が開始される予定で、内容を確認したいとして、模様眺めムードが広がることも想定される。
また、週末と月末が重なることも手控えにつながりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=160円台の半ば(27日は160円54-56銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=172円トビ台(同171円61-65銭)と円安にフレている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所清算値比160円高の3万9570円だった。
【好材料銘柄】
■YE DIGITAL <2354>
3-5月期(1Q)経常は52%増益で着地。
■アトラエ <6194>
今期配当を5円増額修正。
■フィードフォースグループ <7068>
今期経常は53%増で7期連続最高益更新へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.8%にあたる46万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施。取得した自社株は7月31日付で全て消却する。
■くろがね工作所 <7997>
上期経常を5.9倍上方修正。
■大運 <9363>
発行済み株式数(自社株を除く)の21.69%にあたる120万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月1日から25年6月30日まで。
【主な経済指標・スケジュール】
28(金)
【国内】
5月失業率(8:30)
5月有効求人倍率(8:30)
6月都区部消費者物価指数(CPI)(8:30)
5月鉱工業生産(8:50)
《決算発表》
Jフロント、高島屋、DCM、アダストリア、三陽商、マルマエ、ピックルスHD
【海外】
米5月個人所得(21:30)
米5月個人消費支出(21:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
06月27日 NY株/欧州株概況
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【市況】小幅続伸、米物価統計控え様子見 |
・・・続き
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27日のNYダウ工業株30種平均は小幅に続伸し、前日比36ドル26セント(0.09%)高の3万9164ドル06セントで終えた。米長期金利が低下(債券価格は上昇)し、ハイテク株の一部に買いが入った。
半面、半導体株の下げが目立った。積極的に買いを入れる材料に乏しく、ダウ平均は小幅な上昇にとどまった。
市場では、5月の米個人消費支出(PCE)物価指数や、27日夜に予定されている米大統領選候補者による討論会の内容を見極めたいとの思惑から、積極的な取引は手控えられた。ダウ平均、ナスダックともに上値は重かった。
27日の米債券市場では堅調な国債入札に加え、同日発表の米経済指標が景気の減速を示したとの受け止めもあって長期金利が低下した。金利と比べた株式の相対的な割高感が薄れたのは米株相場を下支えした。
ダウ平均の構成銘柄では、セールスフォースとアマゾン・ドット・コムが上昇した。ボーイングやシスコシステムズ、ユナイテッドヘルス・グループなど相対的に出遅れ感のあった銘柄への買いもダウ平均を押し上げた。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、半導体のマイクロン・テクノロジーが大幅に下落した。26日夕に発表した2024年3〜5月期決算にあわせて示した業績見通しが慎重だと受け止められた。人工知能(AI)向け半導体による業績拡大への期待が大きかっただけに、利益確定の売りで、7.1%安と相場の足かせとなった。
エヌビディアやクアルコムなど他の半導体株も下げ、米株相場の上値を抑えた。
アトランタ連銀のボスティック総裁は27日、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策について「10〜12月期に利下げする可能性が高い」との認識を示した。今後の経済指標次第で妥当な政策は変わると付け加えたが、市場ではFRBが9月に利下げに動くとの期待がやや薄れ、株式相場の重荷になった。
ほかでは、ハネウェル・インターナショナルとトラベラーズが上昇した。一方、ビザやゴールドマン・サックス、メルクには売りが出た。
ナスダック総合株価指数は3日続伸した。前日比53.528ポイント(0.30%)高の1万7858.684で終えた。メタプラットフォームズやネットフリックスが上昇した。
【シカゴ日本株先物概況】
27日のシカゴ日経平均先物は上昇した。9月物は前日比155円高の3万9570円で終えた。
NYダウ平均は、翌日に米物価統計の発表を控えて様子見姿勢が広がる中、小幅続伸した。
この日は一部のハイテク銘柄が主導する形で米株式相場が底堅く推移し、シカゴ市場の日経平均先物には買いが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
39570 ( +160 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
39620 ( +210 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 8179.68(-45.65)
27日のFTSE100種総合株価指数は3日続落し、前日比45.65ポイント(0.55%)安の8179.68で終えた。米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視する物価統計の公表を28日に控え、積極的な買いが入りにくかった。外国為替市場でポンド買い・ドル売りが優勢となり、海外の売上高比率が高い銘柄の重荷となった面もある。
FTSEの構成銘柄では、高級衣料のバーバリーが6.45%安となり、GSKが4.60%安、保険大手プルデンシャルが3.29%安で続いた。一方、包装資材大手DSスミスは15.69%高と急伸。同業モンディは3.59%高、金融大手バークレイズも1.89%高と買われた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 18210.55(+55.31)
27日のドイツ株価指数(DAX)は3営業日ぶりに反発し、前日比55.31ポイント(0.30%)高の1万8210.55で終えた。ソフトウエア大手SAPや独シーメンスなど時価総額が大きい主力株に買いが優勢で、指数を押し上げた。ただ市場の関心が高い米物価統計の発表を28日に控え、上値を追う勢いは限られた。
個別では、航空機エンジン大手MTUエアロが5.57%高、総合電機大手シーメンスが2.55%高、セメント大手ハイデルベルク・マテリアルズが1.90%高だった。半面、防衛大手ラインメタルは2.92%安、医療機器のザルトリウスは2.65%安、化粧品大手バイヤスドルフは2.50%安で取引を終えた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 7530.72(-78.43)
欧州株式市場でフランスの主要な株価指数であるCAC40は3日続落し、前日比1.03%安で終えた。終値は7530.72と約2週間ぶりの低水準となった。自動車の欧州ステランティスや化粧品大手の仏ロレアル株が下げた。消費関連や公益株にも売りが優勢だった。