株式投資するなら覚えておきたい指標の種類
「株式投資を始める、何から勉強していいのかわからない」、「なんだか言葉が難しそうで踏みとどまってしまう……」そんな声をよく耳にします。
確かに、投資に関する指標は様々なものがありますが、基本的なものさえ押さえておけば十分!
そこで、初心者の人が株式投資を始めるにあたってまずは押さえておきたい投資に関する指標をご紹介しましょう。
投資判断指標にもいろいろありますが、次の指標は覚えておきましょう。
配当利回り
「配当金」は、株式の発行企業が利益を出したときに、それを投資家に還元するものです。
「配当利回り」は、1年間で受け取れる配当金が、投資資金、つまり株式の購入価格に対してどれくらいの割合を占めるかを示すものです。
「配当利回り」は、以下のように計算します。
配当利回り(%)=1株当たりの年間配当金額÷株価×100
もしも配当金額が同じ場合、株価が高いときに購入すると配当利回りは低くなり、株価が低いときに購入すると配当利回りは高くなります。
また、同じ価格で株式を購入した場合には、配当金額が大きいと配当利回りは高くなり、配当金額が小さいと配当利回りは低くなります。
例えば、株価が30万円の株式の配当金が1,000円だった場合
「配当利回り」は、1,000円÷30万円×100=0.33%
になります。
「配当利回り」は、株価水準が割安か、割高か、という比較に利用できます。また債券の利回りや銀行預金の利子と比較するのにも便利です。
これらの投資の指標は、企業のホームページなどに掲載されている財務情報や、投資の基礎講座を掲載しているEIMEI.TVウェブサイト、証券会社のホームページなどを見ると確認することができます。
どれも投資の基本指標として多くの人に使われている指標ですので、自分で計算をしなくてもすでに計算された指標が出ている場合がほとんどです。
株式投資を始めてみようかな、と思ったときには、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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