「テクニカル分析」とは?
相場の分析手法には、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析という2つの分析方法があります。
テクニカル分析は、相場の値動きを時系列で記録したチャートをもとに分析を行い、売買のタイミングを判断する分析手法です。
ファンダメンタルズ分析に基づく相場予測が正しいものであっても、売買のタイミングが間違っていた場合、結果として損失が発生することはよくあることです。
ファンダメンタルズ分析は、言わば外的要因であり、相場に参加する前の判断材料としては重要ですが、いざ参加した場合には、相場そのものの需給関係(売り手と買い手の力関係)や価格変動そのものに焦点を絞り込んだ分析が重要になってきます。そこにチャートを見る意味があるのです。
ファンダメンタルズ分析よりも短期的な売買に役立ちます。
現在の株価が「安いかどうか?」を判断するもう一つの方法、それは「過去の株価」と
「現在の株価」を比較して、現在の株価が割安ならば「安い」と判断する方法です。
テクニカル分析には、次の3点を前提条件としています。
テクニカル分析の前提
1.価格はすべてを織り込んでいる。
2.市場の動きはトレンドを形成する。
3.将来は過去の繰り返しに過ぎない。
相場を動かす要因としては、世界経済の動向、為替、金利、日本の景気、企業業績・財務内容、信用取引などの内部要因、新規材料、マーケット全体の状況、投資家の行動心理、等々、きりがないほど多くのことが挙げられますが、すべての事象は、株価そのものに含まれていると考えるのです。
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