NISAってそもそも何だっけ?

NISAというのは2014年1月からスタートした少額投資非課税口座のことです。

イギリスのISA(Individual Saving Account)をモデルとして作られた仕組みで、「日本版(Nippon)ISA」ということでNISAと呼ばれています。「にーさ」と読んでいます。

NISAの大きな特徴は、年間100万円までの範囲であれば、どれだけ投資で儲かっても、非課税になるということです。通常は、運用で得た収益は20%課税されます(復興特別税を加えると20.315%)。超低金利といわれる預貯金についても、実はしっかり20%引かれています。10円ようやく利息がついても手元に残るのは8円という具合です。

投資がうまくいった場合、預貯金より収益率は高くなるため、税金も多くなります。たとえば、30万円を投資して10%値上がりし、3万円儲かったとします。もし通常の投資であれば、課税されるため23905円しか手元に残りません。ところがNISAであれば3万円がそのまま手元に残ることになります(どちらも別途、売却時の手数料が生じます)。

まずは「NISAは運用で儲かった分が非課税となる」と覚えておきましょう。

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