株式市場で注目される人工知能(AI)は、コンピューター自らが物事の特徴を突き止め、認識するディープラーニング(深層学習)とIoTやビッグデータとの組み合わせで飛躍的に進化しています。
人工知能(AI)関連銘柄は幅が広いです。
音声認識や画像処理、クラウド、ビックデータ、ロボット、自動運転、バイオまで。
ありとあらゆるものが関連し、関連したいと思っているテーマです。
ビックデータに並び、Iot(Internet of Things)は、特に注目されている分野です。
IDC Japanは、2019年3月11日に国内IoT市場におけるユースケース別/産業分野別の予測を発表しました。これによると、2018年の国内IoT市場のユーザー支出額は6兆3167億円の見込み。今後は年間平均成長率(CAGR)13.3%で成長し、2023年に市場規模は11兆7915円に達するという。
技術革新によって時代の流れは非常に早くなっており、この流れの早さには日々驚かされるばかりです。AIが人間にとって代わり、多くの人々から仕事を奪ってしまうのではないかという懸念が聞こえてくるようになりました。
今あなたの仕事は、20XX年にはなくなっている可能性があります。
■今後無くなる可能性のある仕事
・レジ係 |
・タクシー・電車・バス、トラック運転手 |
・金融アナリスト |
・駅務員 |
・警備員 |
・データ入力係 |
進化を続けている人工知能は、果たしてどのくらい「人間の仕事」を代替することができるのでしょうか。これまでも、社会の変化や技術の進歩によって、さまざまな職業が生まれては消えてきました。
しかし、機械が人間と同等の領域に行くまでには、まだまだ時間がかかるでしょう。
人間は新しい産業を次々つくり続けています。だから、人工知能ができてきてもまた違った産業を人間がつくっていくという気がします。
悲観論ばかりじゃつまらないですよね。
もちろん危機感を持っておく必要はあるでしょうが、環境変化に合わせて、人は必ず変わっていけると思います。
今までもそうでしたから・・・
さて、AI関連銘柄は、全体的に物色が強く、長期・一大テーマとして注目されています。
AIのほか、あらゆる物がインターネットに繋がることによって生まれる新たなサービスやビジネスモデル、ないしはそれを可能にする要素技術の総称であるIoT(Internet of Things)、ビッグデータ、サイバーセキュリティーなど関連する銘柄は要注目です。
■IoT、ビッグデータ、サイバーセキュリティー等関連銘柄
[3914] JIG-SAW
neqtoプロジェクトを始動させ、IoT領域での取り組みを本格化。
[6031] サイジニア
ビッグデータ解析ツール、ソフトバンク系。
[4662] フォーカスシステムズ
AIやVR、ドローンを活用したシステム開発にも注力。
[3680] ホットリンク
「BuzzSpreader」のAI機能向上に取り組んでおり、2020年以降の本格成長が期待。
[7779] サイバーダイン
装着型のロボットスーツ「HAL」を開発。
[3766] システムズ・デザイン
ビッグデータ活用のためのソリューションなど。
[4388] エーアイ
音声合成エンジン「AITalk」を開発・販売。言語種類と感情表現も。ヤマハと提携。
[3773] アドバンスト・メディア
人工知能技術を活用した次世代型の音声対話システムを販売。
[2352] エイジア
人工知能を搭載したテキストマイニングシステム「WEBCAS Sense Analyzer」を発売。
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