耳掃除って気持ちいいから、ついついやってしまいますよね。
でも、耳掃除って必要ないと言われていることをご存知ですか?
それって本当なのでしょうか?
また、知らず知らずのうちに危険な耳掃除をしているかもしれませんよ。
耳掃除を不要とする理由を紹介しましょう。
耳垢(みみあか)は、医学的には『耳垢(じこう)』というのが正式名称です。
耳垢とは、新陳代謝によってはがれ落ちた“耳の穴の皮膚”や、外から入ってきた“ホコリ”、耳の入り口から鼓膜までの間の部分にある耳垢腺(じこうせん)から分泌される“分泌液”が混ざったものです。
ちなみに耳垢腺とは、汗を分泌する汗腺の一種です。
耳垢には、“乾燥してカサカサするタイプ”と“ねっとりと粘性のあるタイプ”があり、日本人は“カサカサしているタイプ”が多いと言われています。
カサカサ耳垢はねっとり耳垢に比べて耳垢が詰まりにくいです。
耳には自浄作用があり、耳垢は外へと自然に移動していくため、耳掃除自体を行わなくてもいい、と言われています。
綿棒で手前だけを拭く程度では問題ないのですが、奥の方まで掃除しようとすると、逆に押し込んでしまって、奥で外耳にこびりついてしま
って、病気の原因になる場合もあり、「綿棒で掃除はするな」と言われています。
耳かきに関しても、強く押しつけて耳垢を取ろうとすると外耳を傷つけてしまいますから、要注意と言われています。
耳垢自体は、先ほども書きましたが自浄作用で外へ移動するそうですが、その途中で、耳に入った異物を吸い付けながら移動するそうです。ですから、聞こえに影響のない耳垢はそのまま放っておいても問題ないそうです。
ただし、
「耳垢にも役割があるのであれば、掃除してはいけないのではないか?」という疑問が出てくると思うのですが、これについては賛否両論あります。
耳掃除を全くしないと『耳垢塞栓(じこうそくせん)』といって、耳垢で耳の奥がふさがれてしまう病気になる可能性があるからです。
耳掃除って気持ちいいですよね。クセになっている人いるでしょう、いきなりヤメロと言われてもやめられるものでもありませんよね。
出入口付近のみ簡単に掃除をする・・・という感じでされたほうが良いでしょう。
回数としては1ヶ月に1回行えば充分なので、あまり頻繁にやらないよう気をつけてくださいね。
綿棒の場合は、普通サイズでなく、先端の小さいベビー綿棒を使用することをお勧めします。ベビー綿棒だと、先端が細いので、耳垢を押し込む可能性も低いからです。
耳は重要な役割を果たしています。大事に扱うようにしましょう!
高齢化の進展で需要が見込める国内補聴器市場で、国内メーカーと海外メーカーの攻防が激しさを増してきている。国内市場の規模は欧米並みに普及が進むと約300億円から数千億円に膨らむ可能性がある。
日本の補聴器普及率は欧米の半分以下であることから、潜在需要は大きいとの見方が強い
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