投資信託とは何か?
投資信託とは、
「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。
小額でも資金をまとめることで、規模を大きくでき、規模感がないとできない投資(国際分散投資など)ができるわけです。
まず、投資信託にはインデックス型とアクティブ型の2タイプがあります。
投資信託の運用で目標とする指標のことをベンチマークといいます
インデックス型とは、日経平均株価指数等とほぼ連動するように運用して、日経平均の動きに見合った平均的な損益を狙う投信です。
アクティブ型とは、インデックス型の反対です。
ある一定のベンチマーク(日経平均株価やTOPIXなどの指数)を基にして、そのベンチマークよりも運用成績が上回ることを目標に運用を行うものです。
日経平均が仮に5%プラスになったとしたら、10%、15%と積極的にリスクを取る運用によってもっと上の、プラスを目指す投信という意味です。
投資信託も、ファンドマネージャーの判断のもと、さまざまな特徴を持つ複数の商品を把握し、それに投資することで成り立っています。
全て日本株の平均以上のプラスを目指して運用されているものであり、その実績は、どのような戦略・戦術で運用して収益を上げるのか、ここがファンドマネージャーの腕の見せ所になるのです。
各ファンドマネージャーの運用の上手さ(ド下手さ!)がはっきりとわかるからです。
投資信託とは、文字の通り「投資を信じて託すこと」。
投資信託の運用成績は市場環境などによって変動します。
投資信託の購入後に、投資信託の運用がうまくいって利益が得られることもあれば、運用がうまくいかず投資した額を下回って、損をすることもあります。
このように、投資信託の運用によって生じた損益は、それぞれの投資額に応じてすべて投資家に帰属されます。
※ 投資信託は元本が保証されている金融商品ではありません。
この点は銀行の預金などとは違うところですので注意が必要です。
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