酒の飲み過ぎが肝臓に悪いことは一般的に知られています。
実は日本人の脂肪肝の原因で多いのは、飲み過ぎではなく、食べ過ぎによるものです。これを非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)と呼びます。
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の患者数は米国で3,000万人以上、このうち肝細胞にダメージ(炎症、線維化、結節など)がある脂肪肝をNASHと呼び、850万人以上の患者がいます。(米国の成人有病率約12%)。
日本国内で約1,000万人が発症していると推定されています。
NAFLDには、症状が軽く改善しやすい単純性脂肪肝(NAFL)と重症タイプの非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の2種類があります。
NASHは放置すると肝硬変、肝細胞がんへと進行することが知られています。
患者数も今後世界的に拡大していくことが予想されており、米国では2020年に16億ドル、世界ではピーク時に350〜400億ドルと試算する調査機関もあるなど、医薬品業界の中では最も注目されている大型治療薬の1つとなっています。
疲れやすい、肩がこる、頭がボーッとするなどの症状も
従来、脂肪肝は肝臓に中性脂肪が蓄積するだけで心配のない病気と考えられていましたが、NASHへの進行のほか、狭心症や心筋梗塞など心疾患の合併率が高く、生活習慣病の温床となることがわかってきました。
脂肪肝には痛みなどの自覚症状がありません。ただ、脂肪肝になるといわゆる「ドロドロ血」になり血流が悪くなるため、全身の細胞に酸素と栄養分が補給されなくなり、疲れやすい、肩がこる、頭がボーッとするといった症状が出ることもあります。
思い当たる人は、血液検査を受けてみましょう。健康診断の結果を見直してみるのもよいでしょう。
肝機能を表すALT(GTP)の基準値は30(IU/L)以下ですが、20(IU/L)以上であれば脂肪肝予備軍と考えられます。
酒の飲み過ぎが肝臓に悪いことは一般的に知られています。
実は日本人の脂肪肝の原因で多いのは、飲み過ぎではなく、食べ過ぎによるものです。これを非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)と呼びます。
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の患者数は米国で3,000万人以上、このうち肝細胞にダメージ(炎症、線維化、結節など)がある脂肪肝をNASHと呼び、850万人以上の患者がいます。(米国の成人有病率約12%)。
日本国内で約1,000万人が発症していると推定されています。
NAFLDには、症状が軽く改善しやすい単純性脂肪肝(NAFL)と重症タイプの非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の2種類があります。
NASHは放置すると肝硬変、肝細胞がんへと進行することが知られています。
患者数も今後世界的に拡大していくことが予想されており、米国では2020年に16億ドル、世界ではピーク時に350〜400億ドルと試算する調査機関もあるなど、医薬品業界の中では最も注目されている大型治療薬の1つとなっています。
疲れやすい、肩がこる、頭がボーッとするなどの症状も
従来、脂肪肝は肝臓に中性脂肪が蓄積するだけで心配のない病気と考えられていましたが、NASHへの進行のほか、狭心症や心筋梗塞など心疾患の合併率が高く、生活習慣病の温床となることがわかってきました。
脂肪肝には痛みなどの自覚症状がありません。ただ、脂肪肝になるといわゆる「ドロドロ血」になり血流が悪くなるため、全身の細胞に酸素と栄養分が補給されなくなり、疲れやすい、肩がこる、頭がボーッとするといった症状が出ることもあります。
思い当たる人は、血液検査を受けてみましょう。健康診断の結果を見直してみるのもよいでしょう。
肝機能を表すALT(GTP)の基準値は30(IU/L)以下ですが、20(IU/L)以上であれば脂肪肝予備軍と考えられます。
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