狙って買った株が、思い通りに上がっていった! 
嬉しい反面、どこで売るのかの判断がむずかしいもの。 
人は「株価の底で買いたい。株価の天井で売りたい」と考えがちです。 
しかしそんな調子のいい、都合のいい事が今までありましたか? 
長い人生でなかったことを株式市場に求めるのは間違いでしょう。 
「早く買わないと上がっちゃうよ」と囁いていた悪魔が今度は「早く売らないと下がっちゃうよ」と囁きます。 
こんな悪魔の囁きは体に悪いですが、どうしても耳の奥で聞こえてきます。 
もし悪魔の囁きに耐えることができるならば、このようにしたらどうでしょう。 
「
買った株が上がりはじめたら、とことん上がるまで付き合おう」。
 
上がりきって下がってからも、最初の目標値や売ろうと思った株価よりも高いことが多いでしょう。 
これが実は、
売りの極意です。 
「
上がっている間は売らない。下がりはじめたら売る」。 
そうすれば、早売りの害からは逃れられます。 
2倍になった株は4倍になる。 
4倍になった株は8倍になる。 
そこまで大きく上がらなくても「
2割上がれば5割高(株の節目2.5.8の法則により、2割上がれば次は5割の節目がくるということ)」。 
もう1つの極意は、
上がっているのに売らないこと。 
上がった株はいずれ下がります。 
最も適度なところで売ることも実は必要なこと。 
その株と一生付き合うというのなら別ですが、どこかで利食うということが必要です。 
むずかしいことですが、その株の勢いを確かめましょう。 
「死んだフリ」をすることもありますから結構やっかいですが、体感した勢いというのは読み間違いが少ないものです。 
【株式名言】 
一文惜しみは天底逃がし 
		
	
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