天候は企業のさまざまな活動に影響をもたらします。
たとえば猛暑になればビールなどの飲料メーカーやエアコンを作る電機メーカーなどには追い風になります。
株式市場ではこうした夏関連株を「サマーストック」と呼びます。
相場格言に「麦わら帽子は夏に買え」とあるように、真夏になってから猛暑関連銘柄を買うのではタイミングが遅すぎます。今がチャンスではないでしょうか。
猛暑関連というと、エアコン、清涼飲料、アイスクリーム、ビール、制汗スプレーなどがよく売れます。
エアコン業界では、ダイキン〈6367〉が注目株です。他のエアコン関連企業では、日立〈6501〉、東芝〈6502〉、三菱電機〈6503〉、パナソニック〈6752〉、富士通ゼネラル〈6755〉、ツインバード〈6897〉などが挙げられます。
ただ、猛暑になる前にこれから訪れるのが梅雨です。
梅雨の時期は、いろいろな体調不良で悩まれることはありませんか?
風邪、頭痛、腹痛、目まい、倦怠感、体の冷え、肩こりや腰痛など、いかがでしょうか。
梅雨時の咳は「風邪が原因ではない」可能性があります。
少しだるくて「風邪かな〜」と思って市販薬を飲んでも、微熱や咳などの症状が続くことがありませんか。
もしかしたら、夏型過敏性肺炎かもしれません。
台所・浴室などに繁殖しているトリコスポロンというカビを、知らず知らずのうちに吸い込むことによって起こる事をご存知でしたか?
身近に起こる病気ですので、日頃から注意が必要です。
そのためにも、特に梅雨の時期から夏場にかけて、カビが部屋の中で繁殖しないように心掛けましょう。
■病気予防はこまめな掃除と換気を中心に
カビによる肺などの病気にならないための予防法について、5つのポイントは
こちら [CLICK]
1、雨の時期にカビが繁殖しないようにこまめに掃除をする
2、特に水回りは、換気するなどして乾燥に心掛けるほか、換気扇・扇風機を利用して空気がよどまないようにする。風呂場の天井のカビは、スモークタイプのくん煙剤を活用するのも一考
3、エアコン内にはカビが繁殖しやすいため、マスクを着用し、機器の取り扱い説明書にそった清掃を行う
4、仕事などで外出し、締め切ったままの部屋は、帰宅後に窓を開けるなど空気の入れ替えを行う
5、免疫系の働きを維持するため、健康管理に留意する
カビといえばジメジメした梅雨入りの5月後半〜7月に多く発生するイメージがあります。
カビ対策の手段としては、空気清浄機が必要でしょう。
株式市場での空気清浄器関連では、シャープ <6753> が有名です。
独自技術のプラズマクラスター(プラズマ放電によりイオンを作り出し放出。浮遊カビ菌などを空中で除去し、浮遊ウイルスの作用を抑え、浮遊カビ菌などを空中で除去する)を生かした加湿空気清浄器が、車載用エアコンへの導入などもあり、好調な推移をみせています。
ダイキン <6367> は、外の空気中の水分をエアコンが取り込み給水をしなくても加湿できる「無給水加湿」の独自機種を開発しています。
また、象印 <7965>の加湿器は、フッ素加工内容器で汚れがこびりつきにくいうえに、面倒なフィルターが無い広口構造で手入れが簡単なのが特徴です。
最後に、食事、睡眠、運動。普段の生活習慣の意識が梅雨時の体調を大きく左右します。
この梅雨の時期は誰もが体調不良を起こしやすく、だるさや疲労感、ストレスと闘っています。この梅雨、猛暑を乗り切りましょう。
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