ここまで行けば上がる、ここまで行けば下がるという限界値を自分なりに知っておけば便利だと思いませんか。 
それがわかる手助けをしてくれるのが、
移動平均線です。 
経験的に、目先を見るには25日移動平均線がベストです。 
これは人気線と呼ばれており、市場の人気を表している線です。 
過去25日間の株価の平均値ですから、ここから今の株価が大きく離れれば買われ過ぎ、売られ過ぎのサインになります。 
具体的に言うと、第一次限界水準は4〜5%。 
第二次限界水準は8〜10%です。
 
次に75日移動平均線。 
限界値は特にみることはありませんが、右肩上がりになっていれば上昇、右肩下がりになっていればしばらく下落局面が続きます。 
そして200日移動平均線。 
景気線と呼ばれており、景気動向を表している線です。 
この線より上に株価があれば上がり、下にいると下がりやすい傾向があります。 
経験則的に、この限界値は45%水準です。 
日経平均でいうと、リーマンショックの直後にはマイナス45%、アベノミクススタート半年後にプラス47%までかい離しました。 
その後は急騰急落でしたから、滅多に出ない歴史的水準です。 
みんなが浮かれている時にこのかい離が出たら「あぶないな」。 
みんなが落ち込んでいる時にこのかい離が出たら「さあ、買いだ」。 
自信をもって相場に太刀打ちできるでしょう。 
【株式名言】 
保ち合い放れにつけ 
 
		
	
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