2020年 干支と狙い目
 

2020年の干支は「庚子(かのえ・ね)」。
干支は10種類の十干(じっかん)と、12種類の十二支の組み合わせで60種類が存在し、60年で一巡します。
2020年は十干が「庚(かのえ)」、十二支が「子(ね)」であり、2つ合わせて干支は「庚子」となります。
 
「庚子」が表す意味は、新たな芽吹きと繁栄の始まりである。つまりは、新しいことを始めると上手くいく、大吉であると指し示しています。
 
2020年の干支は子(ねずみ)で、十二支のなかでは2番目に騰落率が高い年です。
ただ1996年、2008年と2回続けてマイナスでした。
2度あることは3度あるか。何とも不気味でね。
 
戦後に東証が再開した1949年以降、日経平均の子年の平均騰落率は23.8%上昇で辰年(28.0%)に次いで2位となっている。ところが、96年はマイナス2.6%、08年はマイナス42.1%と暴落でした。
 
しかし、株式相場には、「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌笑い、亥固まる、子は繁栄、丑つまずき、寅千里を走り、卯跳ねる」という干支にちなんだ格言もあります。
 
2020年(令和2年)は子年。
相場格言は「子は繁栄」。
ねずみは多産であることから、子孫繁栄の象徴とされています。
また古来より、五穀豊穣の神である大黒天の遣いとされ、豊かな実りや財力の象徴ともされてきました。
子年は上げ相場になるといわれています。
 
十干は「庚」。
だから2020年の干支は「庚子(かのえね)」。
子はネズミだが「庚」は陰の気質を持っているとされています。
結実・形成を表すような意味を持っています。

「庚子」は動きがあり新しいものを作ろうとされる年。
子と庚はともに新しい局面に入るという意味があります。
庚→草木としての成長が止まり、花を咲かせて種子を残す準備に入る状態。
子→種子の中で新しい生命を育てている状態。

庚も子も次の世代を担う「種子」がキーワードという見方もあるでしょう。
「固い種の中に押し込められていたエネルギーが、陽気の訪れとともに一気に芽吹く」というイメージです。

因みに・・・。
単純に考えればミッキーのディズニーとピカチュウの任天堂<7974>。
チュウチュウと泣くから中国関連。
 
子年関連を仕込むなら今がチャンス。
 
ミッキーマウス(ネズミがモデル)に絡めて、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド<4661>は狙い目でしょう。
ネズミの鳴き声の“チュー”から連想される会社も関連銘柄の一角といえそうです。

 
“中”の付く会社も狙い目ですか。
製薬の中外製薬<4519>や紙・パルプの中越パルプ工業<3877>、電子材料関連の中村超硬<6166>など。
中国電力 <9504>、中国銀行<8382>、中国塗料<4617>、中部電力<9502>、中部飼料<2053>、中央倉庫<9319>、中央化学<7895>……も子年関連です。
 
酎ハイの宝ホールディングス <2531>(HD)やキリンHD<2503>、アサヒグループHD<2502>、HIKAKINやはじめしゃちょーら有名ユーチューバーをサポートしているUUUMあたりも爆騰期待が持てるかもしれない。
 
子年相場にチュー目です。
 
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