はじめの一歩、株取引ができる体制を整えることが重要だ。
50代、60代でも仕事では、パソコンやインターネットは否が応でも使わざるを得なかっただろう。
株式投資で儲けるのに、色々なアプリを使いこなす必要はない。
ただ、インターネットを閲覧、検索したりメールを送ったりと基本的なパソコンスキルがあると、色々楽に勧められる。
昔は証券会社にお金を持って面倒な口座開設作業が必要だったが、今はインターネットで直ぐに口座開設ができる。
口座開設ができ、資金を入金すればインターネットで瞬時に売買ができる。
証券会社は、リアルタイムの株式チャートや最新ニュースなどの投資情報をこまめに提供してくれる。
リアルタイムで投資情報や自分の口座状況を閲覧、把握することは株式投資の基本動作だ。
日々の株価や指標を翌日に新聞で見るのではなく、今見るためにパソコンの環境を整えることはとても重要だ。
■株価は動く、シナリオを探す
それぞれの銘柄は、日々刻々、それぞれの事情で株価が上下する。
業績発表、新製品開発、時には不祥事のニュースもあるかもしれない。
それに対して投資家がとれる株式投資のスタンスは、「カイ。ウリ。ホー ルド。見送り」の4つ。
その時々で、自分でオプションを選ぶことになる。
自分の持っている株が上がってきた時、どうするか。考えてみよう。
自分の読みが当たって株価が上がってきた。
120円の株が150円になった。 でもまだ上がりそう。
普通は「ウリ」か「ホールド」の選択だろう。
でも実はこの時にとるベストな方法は「力イ」かもしれない。
(実際、まだまだ上がることが多いからだ)。
株価の推移をズーッと追っていた株が上がってきた。
逆にズーッと追っていた株が下がってきた。
さて、どう動くべきだろう。
今こそ買い時? もうちょっと様子見?
同じ銘柄を追っていても、人によって選択は違う。
行動を決めるのは、投資家である、あなた自身だ。
上司のハンコは要らない。
株ではあなたが株式投資の主人公になのだから。
長い人生で、結婚式以外では常に脇役だったかもしれない人でも、 株式投資は銘柄を通じて相場の主人公になれる。
これが醍醐味なのだ。
新聞の活字で 「〇〇がストップ高」なんて載ると、もう走り出したいほどうれしくて堪らない。
株式投資をはじめると、銘柄は自分の分身のように感じてくるだろう。
そして株式投資の結論は、「自分が買った株価よりも高い株価で買ってくれる投資家を見つけるシナリオ探し」なのだ。
【株式名言】
目先筋で大成する人間はいない
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