株価が上がると思って買ったのに、想定以上に下がってしまった…
これはよくあること。
そして、取れる対策は3つです。
1、持ち続ける
2、買い増しする
3、見切り千両
1つ目は
株を持ち続けること。
しかし「上がっている株はさらに上がり、下がっている株はさらに下がる」というのが株式市場の経験則。
傷口を広げる前に処理しましょう。
2つ目は相当な準備をして臨んだのだから自分の相場観は間違っていないと確信し、むしろ安く変えるのだから
買い増ししようと考えるケースです。
この場合、買いが1単位だったなら次は3単位、そして5単位と増やすのがいいというのが通説です。
しかし、株価が下落トレンドなのですから「ナンピン、サンピン、素寒貧」と言われるように上がるまでに時間がかかることも多いです。
つまり、上がらない持ち株が増えてしまいます。
ゆっくり投資するにはあまりオススメしません。
最後は「
見切り千両」。
株式投資は時間軸を切り取るもの。
ですから「相場シナリオは間違っていなかった。でもタイミングを間違えた」と考えましょう。
日々トレードをするような忙しい人なら、買った時の価格から「マイナス5%」というのが見切る、つまり損切り(ロスカット)基準。
そうでないなら
「マイナス10%〜20%」が損切り基準。
相場観が間違ったのですから、スパッと売ること。
初めての投資には、こちらをオススメします。
失敗しても、現金を持って再び挑戦しましょう。
相場は明日もあるのですから、こだわり過ぎないことです。
「ちょっと残念」な思いを引きずりつつ、惰性で持ち続けるよりも、「この株に未来を託す!」という銘柄に新しく投資したほうがワクワクしますよ。
【株式名言】
相場の極致は手仕舞いにあり
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