知って得する、仙人の教え!相場格言
株式相場の世界には、広く伝えられている「格言」が数多くあります。
この格言には、投資の神髄をズハリと言い当てた、株式投資のエッセンスがぎっしりと詰まっています。
相場師の命運を左右した格言や、多くの投資家を成功に導いた名言も少なくありません。
株式投資は心理戦と言われるように、自分の感情に反する決断をしなければならないことが多々あります。
株価がもっと上がるのではないかと思うと、なかなか利益を確定できない、また株価がそろそろ下げ止まるのでなはいかと思うと、なかなか損切りできない。
そんな、頭で分かっていてもなかなか実行できないことを実行するのに、格言は役立ちます。
短いけど、投資の何たるかを的確に言い表す名格言。
格言は必ずしも当たるものではありませんが、あなたの投資スタイルを決める、心がまえに役立つだけでなく、人生の教訓にも通ずるものがあります。
そんな一言にめぐりあうお手伝いができれば幸いです。
解説
■下値三本同時は買い
この格言は、投資経験の長い方ならご存じかもしれません。
罫線を勉強している方は、知っていると思います。とても役に立つ格言だと思います。
「下値の三本同事は買い」ですが、「下値の三点同時は買い」とも言います。
日足で終値が3日間同じ値段が続いて終わるような状況になったら、迷わず買いなさいと教えています。
また、週末の終値でも3週同じ値段が続いて終わるような場合にもあてはまります。
この格言は、個別の株価でも、日経平均などの指数でも、先物でも為替でも同じように使えるので、覚えておいてくださいね。
なぜ、こういう状況になった時に買うべきなのかというと、相場が下げてきて3回も同じ終値となるような状況になったということは、底値が固まったと判断できるのです。
チャートで底入れの確率が高いものに「二番底」というのがあります。
この「二番底」と同じくらいの確率だそうです。
「終値」というのは、日足ならその日の最後の値段。週足なら週末の最後に取引された値段です。
その日の最後の取引、その週の最後の取引は、明日につながる大切な値段なのです。大切な意味合いを持つ終値が3日間(あるいは3週間)同じ値段が続くというのは、下値に対する抵抗力がついたと判断できるのです。
日足のローソク足チャートをざっと眺めてみてください。2本までは揃うことがありますが、3本揃うというのはなかなかないですね。3本揃うというのは確率的に少ない事なのだと思います。
逆に言うと、こういう状況が起きたら、上昇を始める確率が極めて高いと考えられるということです。
テクニカルチャートだけでなくローソク足も見ることもお勧めします。
こういう格言は知っていて損することはないので、しっかり覚えておいて下さい。
参考になる株式情報サイト、もっと知りたい方に
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