知って得する、仙人の教え!相場格言

株式相場の世界には、広く伝えられている「格言」が数多くあります。 この格言には、投資の神髄をズハリと言い当てた、株式投資のエッセンスがぎっしりと詰まっています。 相場師の命運を左右した格言や、多くの投資家を成功に導いた名言も少なくありません。

株式投資は心理戦と言われるように、自分の感情に反する決断をしなければならないことが多々あります。 株価がもっと上がるのではないかと思うと、なかなか利益を確定できない、また株価がそろそろ下げ止まるのでなはいかと思うと、なかなか損切りできない。 そんな、頭で分かっていてもなかなか実行できないことを実行するのに、格言は役立ちます。

短いけど、投資の何たるかを的確に言い表す名格言。 格言は必ずしも当たるものではありませんが、あなたの投資スタイルを決める、心がまえに役立つだけでなく、人生の教訓にも通ずるものがあります。 そんな一言にめぐりあうお手伝いができれば幸いです。



解説

■買い上手より売り上手

この格言には2つの意味が含まれています。

一つは、一般的に下げ相場は上げ相場より短期間のため、売り(空売り)上手の方が効率的だということ。

二つ目は、株を買う時は欲に押されて買い時を迷うことは稀ですが、逆に売る時は欲に引っ張られるので、売りは買いよりも難しく、売り上手になって初めて一人前であると言う意味。

どんなに良い時に買っても売り時を逃せば利益を狙うことができません。

逆に天井付近で買ってしまっても少額ですぐ利益確定すれば利益を狙うことも可能です。

個人的には売りから入って短期間に利益を狙うという意味よりも売り時上手になるという意味の方がしっくりきます。

実際、一気に下落する時もありますがゆっくりとズルズル下落するときもあるので下落の方が短期間で利益を狙えるというのは一概には言えないのかなと思います。

売りが上手くなれば、利益は大きく損切りは早く小さくが実行できます。

同じ時に買っても売り時が変われば利益にも損失にもなります。それくらい売り時は重要だということです。

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