知って得する、仙人の教え!相場格言

株式相場の世界には、広く伝えられている「格言」が数多くあります。 この格言には、投資の神髄をズハリと言い当てた、株式投資のエッセンスがぎっしりと詰まっています。 相場師の命運を左右した格言や、多くの投資家を成功に導いた名言も少なくありません。

株式投資は心理戦と言われるように、自分の感情に反する決断をしなければならないことが多々あります。 株価がもっと上がるのではないかと思うと、なかなか利益を確定できない、また株価がそろそろ下げ止まるのでなはいかと思うと、なかなか損切りできない。 そんな、頭で分かっていてもなかなか実行できないことを実行するのに、格言は役立ちます。

短いけど、投資の何たるかを的確に言い表す名格言。 格言は必ずしも当たるものではありませんが、あなたの投資スタイルを決める、心がまえに役立つだけでなく、人生の教訓にも通ずるものがあります。 そんな一言にめぐりあうお手伝いができれば幸いです。



解説

■鬼より怖い一文新値

文(もん)とは、昔の貨幣の単位で、現在でいうところの1円を意味します。よく「一文(一円)の得にもならない」という使い方をしますね。

新値とは過去につけた高値・安値を更新することを言いますが、この格言では高値のことをいいます。新高値といっても厳密には、上場来の高値、昨年来の高値、年初来の高値と3種類ありますが、どれという定義はされていないので、どれで使ってもよいのでしょう。

この格言のいわんとしていることは、前回の高値を僅か一文(一円)上回ったところで上昇が止まってしまうと、チャートはダブルトップ形成となり、売り圧力が強まる、わずか一円だけ更新してそれ以上は上に行かなくなった相場は鬼よりも怖い、強烈な株価の天井になるという教えです。

現在でも「2番天井」といって、天井形成パターンの中でも嫌がられています。

尚、ここで杓子定規に必ず一文(一円)である必要はありません。語呂がいいので、そう言ってるだけです。

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