知って得する、仙人の教え!相場格言

株式相場の世界には、広く伝えられている「格言」が数多くあります。 この格言には、投資の神髄をズハリと言い当てた、株式投資のエッセンスがぎっしりと詰まっています。 相場師の命運を左右した格言や、多くの投資家を成功に導いた名言も少なくありません。

株式投資は心理戦と言われるように、自分の感情に反する決断をしなければならないことが多々あります。 株価がもっと上がるのではないかと思うと、なかなか利益を確定できない、また株価がそろそろ下げ止まるのでなはいかと思うと、なかなか損切りできない。 そんな、頭で分かっていてもなかなか実行できないことを実行するのに、格言は役立ちます。

短いけど、投資の何たるかを的確に言い表す名格言。 格言は必ずしも当たるものではありませんが、あなたの投資スタイルを決める、心がまえに役立つだけでなく、人生の教訓にも通ずるものがあります。 そんな一言にめぐりあうお手伝いができれば幸いです。



解説

■麦わら帽子は冬に買え

株は安く買って高く売れば絶対に儲かります。

当たり前ですね。

デパートでシーズンオフの商品(麦わら帽子)はバーゲンによって安く買えますね。

同じ商品でもそのシーズン(夏)に買おうと思えばバーゲンよりも高い価格になっています。

広義としては逆張り投資を意図しています。

他の投資家が目をつけていない、むしろ景気の良くない銘柄に張るという事です。

狭義ではシーズンストックについて語っていると言えます。

シーズンストックという言葉をご存知でしょうか?

季節要因によって業績に大きな影響を受ける銘柄のことで、株価もそれに応じて変動します。

昔はシーズン・ストックで代表的な銘柄と言えば、ビール株でした。

「今年は暑いなぁ〜 じゃあビール株でも買ってみるか〜」と考えてみんなが素直に買ってくれる時代でした。

有名どころのビール株は、アサヒビールやキリンビールです。

この2銘柄は夏前に株価のピークを迎え、その後下降するパターンを毎年繰り返していました。

この単純な法則に忠実に従って実行すればかなりの確度で儲かっていたわけです。

(注:現在は一般に知れ渡り過ぎてこの法則は当てはまらなくなってしまっています。)

もっとサイクルが早くなると、「麦わら帽子は夏に買え」になってしまうかもしれません(笑)

まぁ誰も損をしようと思っての株式投資ではないので、多くの人にシーズン・ストックと意識され始めた時点で、シーズン・ストックの意味が無くなっていると言うことでしょう。

このような銘柄を研究してみるのも面白いかも知れませんね。

参考になる株式情報サイト、もっと知りたい方に
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