櫻井英明の株式辞典【も行】
【も行】
 
■モチ【もち】
自己売買などで、思惑で株式を買った状態になっていること。
日計り売買の筈が夜を越して保有することもモチになる。
 
 
 
■持ち高調整【もちだかちょうせい】
ポジション調整ともいう。
特定の銘柄のウェイトが偏ってしまった場合などにバランスを調整することを目的として行う売買のこと。
実際は重要なイベントなどの前に、保有している持ち高を減らすために、一部のポジションを決済すること。
株式市場では保有株を売却する理由が定かでないときに使用されることが多い。
ポジション調整の買いというのも存在するが滅多に聞かない。
 
 
 
■戻り【もどり】
相場が下落傾向の状態で、価格が一時的に回復することを意味する。
上昇継続での上昇を戻りとは言わない。下がった株価が上昇し、再び下落した時の高値を「戻り高値」または「戻り天井」とも言う。
反対語は「押し目」。
従って下落基調での下落を押し目とは言わないが、最近の風潮は何でもかんでも「押し目」とされる。
 
 
 
■模様眺め気分(もようながめきぶん)
株式における市場用語で、相場の行方が上がるのか下がるのかはっきりしないため、売り注文も買い注文も出てこない状態のことです。もう少し様子をみてから動こうという状況。
 
 
 
■持株比率(もちかぶひりつ)
上場会社の発行済株式数に対して、その株主が所有している株式数の割合のこと。
 
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