9月1日の東京株式は、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、4万2000円-4万2500円を想定。(8月29日終値4万2718円47銭)
先週末の米国株は下落。ダウ平均は92ドル安の45544ドルで取引を終えた。
現地8月29日の米国株安を受け、朝方から売り先行スタートとなろう。売り一巡後は、1日の米国株式市場がレーバー・デーで休場となることから、積極的な売買が限られ、模様眺めムードが広がることも想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の後半(前週末29日は147円00-02銭)、ユーロ・円が1ユーロ=171円台の後半(同171円61-65銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同29日の大阪取引所清算値比610円安の4万2080円だった。
【好材料銘柄】
■六甲バター <2266>
今期最終を2倍上方修正。ミツヤグループ本社の株式を追加取得し完全子会社化する。
■Hmcomm <265A>
セコム <9735> のコンタクトセンター業務にAI音声認識プラットフォーム「Voice Contact」を導入。
■日東紡績 <3110>
福島事業センター内にガラスクロスの生産設備を増設。AIサーバー市場の拡大に伴うスペシャルガラスの需要急増に対応。
■ジオリーブグループ <3157>
住友林業 <1911> と資本業務提携。住友林業は現筆頭株主のベニア商会の完全子会社化を通じて議決権ベース30.37%を保有する株主となる予定。また、住宅資材卸売の井桁藤およびスミリンサッシセンターの全株式を住友林から取得し子会社化する。取得価額は合計29.8億円。
■gumi <3903>
25億円の暗号資産(XRP)を購入。
■ソーシャルワイヤー <3929>
マーケティング支援事業を展開するiHackの全株式を取得し子会社化する。取得価額は8億円。
■BTM <5247>
さくらインターネット <3778> とセールスパートナー契約を締結。
■たけびし <7510>
上期経常を9%上方修正、配当も2円増額。
■アールビバン <7523>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。野澤克巳会長兼社長が代表を務めるOrsayがTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株1670円で8月29日終値を51.4%上回る水準。買い付け期間は9月1日から10月15日まで。
【主な経済指標・スケジュール】
1(月)
【国内】
4-6月期四半期法人企業統計調査(8:50)
8月新車販売台数(14:00)
8月軽自動車新車販売台数(14:00)
《決算発表》
伊藤園
【海外】
中国8月Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)(10:45)
休場:米(レーバーデー)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。