指標面で割安感が強まっていたことで、直近で下げが続いていた銘柄を中心に国内機関投資家の買いが入り、指数を下支えした。
個別では、任天堂は売買代金トップで4連騰、中国で機械需要が伸びるとの期待が強まったファナック、ソニーも堅調。東エレクや信越化など半導体関連銘柄の一角は上昇した。また、英ポンド上昇で輸出採算の改善期待が強まった富士通も買われた。 一方、前期利益見通しを下方修正したヤマトHDが下落した。ホンダやトヨタなど自動車株の一角も軟調だった。NTT、JTも冴えない。米長期金利の低下で、MS&ADなど保険株も売られた。