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前日比50円01銭安の1万8747円87銭で終えた。

米3月労働市場情勢指数の予想下振れや地政学的リスクの高まりなどから、米長期金利の低下とともに円相場が1ドル=110円台後半まで上昇したことを受けて、本日の日経平均は利益確定売りが先行して80円安でスタートした。
最高人民会議が開催される北朝鮮や内戦が続くシリア情勢を巡る地政学的リスクの高まりが引き続き相場の重しとなった。

JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反落。終値は前日比33.51ポイント安の1万3402.65だった。
東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反落し、4.55ポイント安の1495.10で終えた。

業種別では、33業種中値下がりが23、値上がりが10だった。 石油・石炭製品、海運業、機械が下落率上位だった。一方、不動産業、保険業、陸運業が上昇率上位だった。

東証1部の売買代金は概算で1兆8634億円。売買高は16億9117万株だった。
東証1部の値下がり銘柄数は1384と、全体の6割強を占めた。値上がりは504、変わらずは124銘柄だった。

個別では、10日大引け後に決算を発表し、今期経常は20%減益となったローツェがストップ安。東芝が売買代金トップとなり、一時6%の下げから2%超下落で引けた。
三菱UFJ、みずほなどメガバンクが冴えないほか、任天堂、JR九州が下げた。 一方、トヨタ、ファーストリテ、KDDIなどがしっかり、また、北朝鮮の地政学リスクの高まりから防衛関連の石川製が大幅続伸、新日無や兼松サステなども上昇した。

東証2部株価指数は113.61ポイント安の5534.90ポイントと6日続落した。
値上がり銘柄数は129、値下がり銘柄数は301となった。

個別ではテクノマセマティカル、いい生活など31銘柄が年初来安値を更新。東京コスモス電機などが売られた。
半面、川崎化成工業が一時ストップ高、東海汽船など5銘柄が年初来高値を更新。日本坩堝、大日本コンサルタントなどが買われた。
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