動画再生
本日のマーケット動画
時間:00:01:27 容量:12.13M

過去のマーケット動画はこちら
 
終値は前日比9円29銭安の1万9383円84銭で5月1日以来、3カ月半ぶりの安値を付けた。5日続落は今年初めてで2016年5月6日までの6日続落以来の長さとなった。
 
前日までの下落の反動から押し目買いが入る一方、米政権の先行き不透明感などに上値を抑えられ、日経平均の日中値幅は75円にとどまり、方向感に乏しい展開となった。
 
北朝鮮を巡る地政学リスクや米トランプ政権の混迷を警戒し、持ち高を調整する売りが優勢になった。
また、24〜26日のジャクソンホールで行われるイエレンFRB議長やドラギECB総裁の講演内容を見極めたいとの思惑も買い手控え感を助長した。ただ、前日まで日経平均は4日続落していたことで値ごろ感もあり、押し目を拾う動きも観測された。
 
JPX日経インデックス400は5営業日ぶりに小幅に反発した。終値は前日比5.84ポイント高の1万4155.30だった。
 
東証株価指数(TOPIX)も5営業日ぶり反発で、0.93ポイント高の1596.12だった。
東証1部の売買代金は概算で1兆7142億円と今年5番目の少なさだった。
東証1部の売買高は13億1491万株で値下がり銘柄数は919、値上がり966、変わらず138だった。
 
個別では、東ガスや大ガス、味の素が下落した。JR東日本やJR西日本、ヤマトHDが下げた。NTTドコモやKDDIは売られた。ファーストリテ、ファナックは弱含み。
マルハニチロ、三菱倉、トヨタ、日産自、が売られた。
 
半面、携帯電話事業の売却が伝わった富士通は5営業日ぶりに反発した。キーエンスやJFE、住友鉱が高い。新日鉄住金、SMC、いすゞが買われた。任天堂、ソフトバンクG、ソニー、KLabは小幅高だった。ペッパーが急伸し、第一生命、キーエンス、安川電、THK、新日鉄住が買われた。
 
東証2部株価指数は前日比51.76ポイント高の6476.81ポイントと3日ぶり反発。値上がり銘柄数は229、値下がり銘柄数は217となった。
 
個別では、富士通コンポーネントがストップ高。バナーズ、フォーシーズホールディングス、ヴィンクス、伊勢化学工業など20銘柄は年初来高値を更新。
テクノスマート、ラクト・ジャパン、川口化学工業、SECカーボン櫻護謨が買われた。
 
一方、プロスペクト、昭和ホールディングス、郷鉄工所、戸上電機製作所が年初来安値を更新。ファステップス、杉村倉庫、フジマック、セメダインが売られた。

※ 株式投資は全て自己責任でお願いします。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。