最新の世論調査の結果を受け、フランス大統領選への懸念は後退した。国内年金によるアクティブ買いが観測され日経平均は一時、1万8500円を上回る場面もあった。
個別では、米国市場で原油先物相場が大幅に3日続落したことをきっかけにJXTGと国際石開帝石は年初来安値を更新した。任天堂が5日ぶりに反落し、ファナック、KDDIもさえない。日本郵政は後場に一時5%安まで急落となった。 半面、17年1〜3月期の連結営業利益が800億円前後と前年同期のほぼ2倍になったと報じられたキヤノンは大幅に上昇した。ソフトバンクG、三菱UFJ、トヨタ自動車が堅調、と三井住友FGも高かった。半導体メモリー事業売却を巡る一部報道で5%高と東芝も高かった。