前週末の米株市場でNYダウなど主要指数が揃って高く、買い安心感が浮上したほか、WTI原油先物価格が1バレル=50ドル台に上昇したことなども追い風に、きょうの東京市場は買い優勢でスタートした。その後は伸び悩んだものの、取引時間中に為替が1ドル=111円台半ばに円安方向に振れたことがポジティブ要因となった。
個別では、工場自動化需要が世界的に高まっていることを背景にSMCは年初来高値を更新した。米農機・建機大手ディアの好業績を受けてクボタは大幅高となった。18年3月期の純利益が10%増になる見通しを発表したSOMPOの上げも目立った。新日鉄住金やJFEの上昇も大きかった。売買代金トップのソフトバンクグループが上昇、タカタがストップ高に買われ、ユニデンホールディングスが大幅高、KLabも急伸となった。