動画再生
【大引け概況】
17日の日経平均株価は、前日比121円14銭高の2万2838円37銭で終えた。
本日のマーケット動画
時間:00:00:56 容量:8.02M

過去のマーケット動画はこちら
 
東証株価指数(TOPIX)は8.02ポイント高の1808.37と、ともに3日ぶりに反発した。
 
前日の米株高や米金利上昇観測を背景に17日朝方の東京株式市場は買いが先行し、その後はもみ合いのまま午前の取引終了を迎えた。
午後、為替がやや円安・ドル高に動くと買いが強まり、日経平均株価は一時2万2800円台後半に上昇した。取引終了にかけ、手じまい売りが出たもようで、上げ幅を縮小した。
 
市場では「米国で10年物国債の金利が3%を超える状況が続くなか、中東情勢の不透明感やそれに伴う原油高なども警戒され、それらの状況を織り込むまで、強気になりづらく、押し目買いで対処したい」と慎重な声も聞かれた。
 
東証1部の出来高は14億7347万株、売買代金は2兆3870億円。騰落銘柄数は値上がり1146銘柄、値下がり840銘柄、変わらず97銘柄だった。
 
業種別株価指数(全33業種)は銀行業、輸送用機器、鉄鋼が上昇し、情報・通信業、電気・ガス業、小売業は下落した。
 
個別では、売買代金トップの三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが堅調、第一生命、東京海上も上昇。トヨタ、ホンダは堅調。任天堂が上伸し、マネックスはにぎわい、ファーストリテは強含み。新日鉄住は反発した。
レノバが活況高、GMOインターネットも商いを伴い上値を追った。オカダアイヨン、ユニデンホールディングスが値を飛ばし、リョービ、日本化学工業なども人気を集めている。
 
半面、NTT、KDDI、東電力HD、武田が売りに押され、資生堂、ファナック、村田製、三菱電も値下がりした。
三井不動産も冴えない。スタートトゥデイが値を下げ、パーソルホールディングスは大幅安となった。物語コーポレーションが急落したほか、ペッパーフードサービス、日東工業も大きく下げた。ラウンドワン、プリマハムも下落した。

東証2部株価指数は前日比74.51ポイント高の7263.21ポイントと反発した。
出来高1億2392万株。
値上がり銘柄数は276、値下がり銘柄数は178となった。
 
個別では、JMACSがストップ高。日本和装ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。北海道コカ・コーラボトリング、ICDAホールディングス、フライトホールディングス、リミックスポイント、SECカーボンなど10銘柄は年初来高値を更新。ビート・ホールディングス・リミテッド、ベリテ、コメ兵、相模ゴム工業、森組が買われた。
 
一方、中外鉱業、日本食品化工、ウェルス・マネジメント、第一稀元素化学工業、広栄化学工業など16銘柄が年初来安値を更新。ASTI、ロックペイント、ニッキ、川澄化学工業、村上開明堂が売られた。







 

※ 株式投資は全て自己責任でお願いします。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。