前日の欧米市場で円相場が1ドル=114円台に軟化したため、午前の取引は買い優勢でスタート。取引開始後は追加の材料が見当たらない中、いったんは利益確定売りなどに押されて伸び悩んだ。
個別では、前日に前期純利益が前の期比3倍になったと発表したソフトバンクが2%高で終えた。JTや東エレク、スズキが年初来高値を更新した。旭化成や味の素の上げも大きかった。ハウスや花王が上昇し、三菱UFJや三井住友FGが買われた。午前に下落したトヨタは反発で取引を終えた。テルモが買われ、ファーストリテはしっかり。国際帝石が締まり、三井金は大幅高。トヨタが切り返し、東エレク、ブリヂストンも上昇。